メタルブラック(METAL BLACK)は1991年にタイトーから発売されたシューティングゲームである。
![]() |
メタルブラック | |
| ジャンル | シューティングゲーム | |
| 対応機種 | アーケード | |
| 発売 | タイトー | |
| 開発 | タイトー | |
| 発売日 | 1991年9月 | |
| その他 | SS、PSでも発売 | |
宇宙侵略軍ワイルドリザード。奴らの非情な攻撃の前に、妥協と言う名の平和を選んだ政治家たち。 そのために開発の最終段階だった「メタルブラック」も、一度は闇に封印されたのだった。 そして再び、地球が死に絶えようとしているその時、闇を解き放ち「メタルブラック」が甦った!!
・・・というのは真っ赤な嘘である。
西暦2042年。伴星ネメシスがもたらした隕石雨によって壊滅した地球に突如現れた正体不明の侵略者「ネメシス」。
奴らの圧倒的テクノロジーの前に、地球軍は各地で敗退を 余儀なくされ、人類文明は滅亡の危機に瀕していた。
そんな絶望的な戦局の中、遂に科学者らによって敵の圧倒的かつ無尽蔵ともいえるエネルギーが未知の空間粒子「ニューロン」に依ることが判明する。これに着目した軍は敵兵器システムをコピーした対抗兵器の開発に着手。
ここに人類の存亡を賭けた大反撃作戦計画『プロジェクト・メタルブラック』が発動されたのだった。
来たるべき「復讐の日」を信じ、必死の抵抗を試みる地球軍。
しかし、計画の最終項目前にあって、突如、政府と「ネメシス」との間に停戦和平協定が結ばれる。
これにより、量産を控え、開発の最終段階にあった対抗兵器「CF-345」実験機2機は 基地の地下深く封印、隠蔽され、『プロジェクト・メタルブラック』は永久凍結されたのだった。
時は静かに流れ、妥協という名の平和の下、すべては闇に葬られようとしていた・・・
そして、西暦2052年。 正義の名の下に、一人の男が立ち上がった。かつて「CF-345」のテストパイロットだったその男、ジョン・フォードは、封印されし「CF-345 <ブラックフライ>」を強奪。
全てを敵に回し、プロジェクトの最終項=「ネメシス殲滅」を実行せんと、単身、木星軌道上の敵本星へ向かうのだった。
全6ステージの横スクロールシューティングである。ビーム干渉(ボスの発射するビームに自機の収束ビームをぶつけることによってエネルギー干渉を起こして大ダメージを与えられる)というシステムが特徴的。だが、ビーム干渉の後は自機のパワーが最弱になる、拡散ビームがボム代わりになるため使い勝手が良いというのもあって使う機会は基本的に無い。また、敵行動パターンが非常ランダム性の高いものとなっていることも大きな特徴。このため「簡単だが事故が多いゲーム」と言われる。
しかしそういった残念な部分を補って余りある演出とストーリーが多くのファンとフォロワーを生んだ。
BGMの作曲・編曲は渡部恭久 (Yack.)、効果音は石川勝久(ばび~)が担当。
6面をクリアするとグッドED、ゲームオーバーになるとバッドEDとなる。
(訳)最後の戦闘・・・それとも最後の瞬間。あの時見えた幻。あれは現実だったのか、それとも夢だったのか。誰もまだ知らない・・・
ラスボスを倒した瞬間、地球が真っ二つになる。これがグッドエンドなのだからひどい話である。グッドEDの意味については諸説あるが、実際の所は誰にも分からない、と言っておいたほうが妥当であろう。
(訳)一人の兵士の死は、軍のクーデターを引き起こした。2万機生産されていたブラックフライは全機、ネメシスに向かい飛び立って行った・・・
グッドエンドよりは希望が見えるだけマシな終わりかた・・・と思われていたが後に作者によってメネシスの本拠地は木星ではなく水星であることが明かされた。つまり2万機のブラックフライは全く見当違いの場所に向かっていることになり、結局地球は壊滅してしまうであろう・・・というオチ。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/15(月) 20:00
最終更新:2025/12/15(月) 20:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。