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略歴
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| 2022年2月24日~ |
- ウクライナ時間4時(日本時間11時)、からロシア軍がウクライナの東部・南部・北部から全面的に侵攻開始。ウクライナ各地で攻撃被害。ウラジーミル・プーチンが特別軍事作戦の開始を発表。
- これ以降、ウクライナの地名をロシア語読みではなくウクライナ語読みに変更するという運動が始まる。
- ロシアは大部隊をキーウへ送り込んで一気に陥落させるという「短期決戦」を企てていたが、ウクライナの反撃によりこれが頓挫、戦争は長期戦に移行することが確定した。
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| 3月 |
- ヘルソン州の州都へルソン陥落。
- テクノハウスの戦い(2022)
- ロシア軍が欧州最大の原発であるザポリージャ原子力発電所を攻撃。
- 3月25日、セルゲイ・ルドスコイ第1参謀次長が「作戦の第1段階はおおむね完了し、ドンバスの解放という主要目標の達成に注力することが可能になった」と発表、ウクライナ北部に居たロシア軍が撤退を開始。
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| 4月 |
- 4月8日、イギリス情報当局が、ロシア軍がウクライナ北部から完全に撤退したとの分析結果を公表。後にキーウ近郊ブチャでロシアによる虐殺が発覚。
- 4月14日、ロシア海軍スラヴァ級ミサイル巡洋艦「モスクワ」がウクライナの対艦ミサイル「ネプチューン」により撃沈される。
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| 5月 |
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| 8月 |
- 政治活動家アレクサンドル・ドゥーキンの娘ダリア・ドゥーギナが爆殺される。ロシアのパルチザンとウクライナのスパイ機関SBUが共謀したものとみられる。以後、要職の暗殺が相次ぐ。
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| 9月 |
- 9月11日、ウクライナによるハルキウ電撃戦でハルキウ州全土解放。
- 9月21日、ロシアが部分的動員開始。ロシア人の国外脱出がピークを迎えるが、これをきっかけにロシア人の入国を拒否する国が相次ぐ。
- 9月26日、ロシアからヨーロッパに天然ガスを送るパイプライン「ノルド・ストリーム」が何者かによって爆破される。
- 9月29日、黒海上空を飛行していたイギリスのRC-135がロシアの戦闘機にミサイル2発を発射された。幸いRC-135は撃墜を免れたが、ロシア側のパイロットは地上からの指令を攻撃許可と解釈したのだという。[1]
- 9月30日、プーチンがウクライナ4州(ドネツク州、ルハンシク州、ザポリージャ州、ヘルソン州)をロシアに併合すると宣言。ウクライナは対抗措置として10月にチェチェン・イチケリア共和国を国家承認した。
- ロシアのワグネル・グループが囚人から兵士を募っているとの報道が出始める(当初は6ヶ月戦えば恩赦が与えられていたが、その後この恩赦は廃止され、戦争が終わるまで戦うしかなくなったという)。
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| 10月 |
- 10月2日、ウクライナ軍が東部攻勢でドネツク州リマンを奪還。
- 10月8日、ケルチ海峡にかかっているクリミア大橋で大爆発が起き、道路と鉄道両方が不通となった。翌年にウクライナがロシア人のトラックに爆薬を仕込み、自爆させたことを表明。
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| 2023年1月 |
- アメリカやヨーロッパ各国が、ウクライナに対して主力戦車、軽戦車、歩兵戦闘車等を供与することを決定する。
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| 3月 |
- 国際刑事裁判所(ICC)が、ロシアのプーチン大統領に対し、ウクライナでの戦争犯罪の責任を問う逮捕状を発行。
- 岸田総理大臣がウクライナを訪問。
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| 4月 |
- 戦争に関する情報が記載された米国とNATOの軍事機密文書がインターネット上に流出したことが発覚、後に21歳の米空軍州兵が逮捕された。
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| 5月 |
- ロシア人捕虜を中心とする武装集団がウクライナ側からロシア領に侵入して攻撃を実施。
- ロシアが欧州通常戦力(CFE)条約から脱退。
- ゼレンスキー大統領が来日、日本で開催されたG7サミットに参加。
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| 6月 |
- 6月6日、ウクライナ南部のカホフカダムが破壊され、決壊。洪水で甚大な被害をもたらす。
- 6月上旬にウクライナ軍は反転攻勢を開始するも大規模な突破には至らず。
- 6月24日、プリゴジンの乱が発生したがすぐに終息。
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| 8月 |
- ウクライナ政府が主導するロシア解体・分離独立についての討論会「ロシア後の自由な民族フォーラム」第7回会議が東京で開催。複数の国会議員が参加した。
- プリゴジンの乱の首謀者エフゲニー・プリゴジンが墜落事故により死亡。暗殺が疑われている。
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| 12月 |
- 12月26日、ロシア占領下のクリミア半島フェオドシアでロシア海軍の揚陸艦ノヴォチェルカッスクが破壊される。[2]
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| 2024年1月 |
- 1月と2月にロシア空軍のAWACSであるA-50が撃墜された。
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| 2月 |
- ゼレンスキー大統領がザルジニー総司令官を解任。後任はオレクサンドル・シルスキー陸軍司令官。
- ロシアの反戦派のシンボルであったアレクセイ・ナワリヌイが獄死。しかしウクライナでは帝国主義のネオナチと見做されていため特に追悼の動きは広まらず、逆に歓迎された。以後、ロシアでの反戦運動はほぼ完全に潰える。
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| 3月 |
- 18日、ロシアで行われた大統領選挙でプーチンが当選する。
- 23日、モスクワ郊外のコンサートホールで銃撃事件が発生。ISが犯行声明を出したが、ロシア当局はウクライナの関与を主張。
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| 5月 |
- 1日、米国は、ロシアがウクライナに対し化学兵器を使用していると正式に発表。
- ロシアの国防相がショイグからアンドレイ・ベロウソフに交代。
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| 8月 |
- ウクライナがマリ内戦に反政府軍側として介入。複数のワグネル兵を殺害または捕虜にし、一部がウクライナへ送られた。
- 6日、ウクライナ軍がロシアのクルスク州へ越境攻撃を開始。ウクライナ人部隊として初の本土侵攻となる。ロシア領スジャを解放。なお、これまで重宝されてきたロシア人による義勇部隊は遂に作戦から外された。
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| 9月 |
- ウクライナがモスクワに対してドローンによる大規模な攻撃を実施。空港やマンションに損害を与える。モスクワで初の死者を出す。
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| 10月 |
- 「北朝鮮がロシアに派兵したのではないか」という報道が出始める。アメリカ政府は北朝鮮兵がロシアに入国したことを確認。※プーチンは6月に北朝鮮を訪れ、北朝鮮との間に「包括的戦略パートナーシップ条約」を締結している。
- ロシア軍がクルスクで攻勢。ウクライナ軍は一時コレネヴォやグルシコヴォまで迫ったものの、最大領土の半分を失いスジャ周辺への撤退を余儀なくされる。
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| 11月 |
- NATO各国が相次いで長距離ミサイルのロシア領への使用を許可。ロシアがICBMを使用。
- 北朝鮮兵がクルスク州で戦闘開始。
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| 12月 |
- ウクライナのスパイ機関GURがシリア反政府軍を支援。ロシアが支援するアサド独裁政権の滅亡に貢献した。これを受け在シリアのロシア軍が撤退を開始。
- ウクライナのスパイ機関SBUがモスクワ市内で初の暗殺作戦に成功。イーゴリ・キリロフ中将が爆殺される。
- ウクライナがカザンに大規模ドローン攻撃。高層ビルなどに損害を与えた。これまでで最も奥地への攻撃となる。
- グロズヌイにてロシア軍がアゼルバイジャン航空機を撃墜。当時、ウクライナ軍が空襲を行っていた。
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| 2025年1月 |
- ウクライナ軍がクルスク州で初めて北朝鮮兵2名を捕虜にすることに成功。顔写真と共に公表され、以後ほぼ毎日動画が公開された。尋問には韓国国家情報院が協力。
- ウクライナ軍がクルスク州で再び大攻勢に出るも撃退される。
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| 2月 |
- ドナルド・トランプ米大統領とJ・D・ヴァンス副大統領によってゼレンスキー宇大統領との会談が決裂。
- ウクライナのハルキウ、ヘルソン等にロシアによる民間人を巻き添えにした大規模な爆撃が行われる。
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| 3月 |
- ドナルド・トランプがウクライナへの支援・情報提供を停止。
- そのほかにもトランプや米国閣僚によるゼレンスキー宇大統領やウクライナ人・NATO加盟国への様々な脅しや中傷、そしてロシアへの露骨な忖度が行われる。
- ウクライナがスジャから撤退。ロシア領占領地域として最大の都市の陥落となり、苦境が鮮明になった。
- ドナルド・トランプがウクライナへの支援・情報提供を再開。なんやねんマジで
- 再び米宇間で会談が行われ米国の提案した30日停戦案にウクライナは合意。ロシアは回答待ち。
- ウクライナ軍、これまでで最大規模となるロシア本土空爆を実施。住宅街にも飛来した。
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| 4月 |
- ウクライナ軍が初めて中国人を捕虜にすることに成功。即時動画を公開したほか、今回は更に踏み込んでパスポートも開示した。捕虜の身分を余すことなく開示するのは極めて異例。
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