君達に、最新情報を公開しよう!
勇者王ガオガイガーとは、サンライズが産み出した、熱き勇者達の物語である。
「凱」要
「勇者エクスカイザー」から始まる、勇者シリーズ最後の作品となるアニメである。前作「勇者指令ダグオン」までが小さなお子様向け、いやむしろ大きなお姉さん向けだったのに対し、本作は趣向を変えて、70年代のロボット物のオマージュとして作られた筈だった。しかし、あまりに熱い物語だったため、テレビで放映された本編は、過去の非リアル系ロボット物とは異質の傑作となっている。
こうなってしまったのは大体、檜山修之と田中公平のせい。
でも、北極ライオンの到来から、生機融合体の誕生まで、途切れなく熱い筋立てが続くのは、間違いなく米たにヨシトモ監督のせい。
本作は声優が2役以上引き受ける事が極めて多く、登場人物がかち合う場面は別の意味で熱い。
主な台詞集
大河:「ファイナルフュージョン、承認!!」
命:「了解!!ファイナルフュージョン!!プログラム・・・ドライブ!!」
大河:「ゴルディオンハンマー、発動・・・承認!!」
命:「ゴルディオンハンマー!!セーフティ・・・デバイス・・・リリーヴ!!」
凱:「ハンマー、コネクト!!ハンマー、ヘル!!ハンマー、ヘヴン!!光になれえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
護:「うわっはぁ~!!」
護:「クーラティオー!!テネリタース、セクティオー、サルース・・・コクトゥゥゥゥゥゥゥゥラ!!」
大河:「確率は勇気で補え!!」
ピッツァ:「空はいい・・・空はいいぞ・・・。」
プリマーダ:「美しい・・・。」
ペンチノン:「ウィィィィィィィィィィィ」
華:「怖くない、怖くない・・・」
ナレーション:「君達に、最新情報を公開しよう。」
ナレーション:「これが勝利の鍵だ!!」
登場人物とか登場メカとか
- 獅子王 凱 (ししおう がい) ・・・ GGG所属のサイボーグ。スペースシャトル乗船中の事故で瀕死となったが、サイボーグに改造されて命を取り留めた。Gストーンのパワーで生命を維持するとともに超人的な力を得ている。戦闘時は黄金色のパーツを装着する。ギャレオンやファントムガオーに搭乗し、ロボット形態ではマシンと一体化して、ガイガーもしくはガオファーとなる。さらに他のガオーマシンとファイナル・フュージョンで合体し、ガオガイガーとなる。本作の熱気の8割以上を担当する勇者王にして主人公。
- 天海 護 (あまみ まもる) ・・・ 浄解という不思議な力に目覚めた少年。物語の前半ではその力を用いて多数の人を救う。本作におけるもう一人の主人公。余談だが春閣下とは全く関係ない。
- 卯都木 命 (うつぎ みこと) ・・・ GGG隊員。凱のガールフレンド。EI-01落下事件で両親を亡くしている。ファイナルフュージョン時など、発動ボタンの防護プラスチックにとって最大の天敵。
- 大河幸太郎 (たいが こうたろう) ・・・ GGG長官。ファイナルフュージョンやゴルディオンハンマーの発動は彼の承認なしではできない。(それ以外では国連事務総長ができる)「確率は勇気で補え!」など、勇気に頼っている。まるで「創聖のアクエリオン」の不動GENみたいな人物。
- 火麻 激(ひゅうま げき) ・・・GGG参謀総長。長官の大河とは親友で、従来の参謀のイメージとは異なり、現場で指揮を執ることが多いため、作戦立案の方は彼の部下が行っている。ゴルディーマーグのAIのベースにもなっている。
- 初野 華 (はつの はな) ・・・ 護のガールフレンド。(兼、嫁)
余談だが巨乳スキーの木村貴宏にこういうキャラを書かせた米たに監督は、げに恐るべし。
- 牛山末男 (うしやま すえお) ・・・ 兄がGGG隊員の牛山一男で、兄が喋っていたのか、GGGの秘密をすぐ周囲にバラす少年。多分、兄のせいでGGGの情報を知っている。
最強勇者ロボ軍団
- 氷竜・炎竜 ・・・日本製の双子のビークルロボ。兄は冷静沈着で弟は着地下手である。
- 風龍・雷龍 ・・・中国製の双子のビークルロボ。上の二人をモデルに制作されているが兄は潔癖症で弟は同じく着地下手である。
なお、彼らは妹萌え属性であることがCDドラマで判明している
- 光竜・暗竜 ・・・フランス製の双子の女性型ビークルロボ。上記2組の双子の改良型の為、合体は出来ない。
CDドラマでは紳士としての心が暴走した兄達を止めるべく奮闘していた。特に光竜は本体色が白で強力なレーザーを放ち、CVが同じ人なので某白い悪魔→魔王を連想する人も多いかと・・・(少し、頭冷やそうか)
- ボルフォッグ ・・・ 犬神霧雄をモデルとした超AIを搭載するロボット。普段はパトカー塗装・装備のスーパーカー形態に変型している。光学迷彩搭載。護少年の大の仲良し。
- ゴルディーマーグ ・・・ガオガイガーの必殺ツールゴルディオンハンマーに変形する勇者ロボ。性格は火麻参謀そのもの。
- マイクサウンダース13世 ・・・通称マイク。13世なのは彼の上に12人の兄がいるためである。
2つのモード(人格も変わる)に変形し様々なディスクで勇者たちの攻撃や支援を行う。
ニコニコ上での彼の活躍は「マイクのディスクシリーズ」で有名。断わっておくが彼は勇者である前にロックンローラーである。本編上で「ロックは不滅」とのたまっているからである。つまりロック>勇気。
実はシスコンでモデルになった人物の妹がピンチになったとき、自力でプロテクトを破る程である。
その他の勇者王ガオガイガーの登場人物・メカをどしどし紹介してください。
止めはしませんよ?
主な合体の組み合わせ
本作は合体の組み合わせが意外に複雑であり、あまり小さいお子様に優しくない仕様だったと見られる。
| 合体後の名称 |
組み合わせ |
| ガオガイガー |
ガイガー + ステルスガオー + ライナーガオー + ドリルガオー |
| スターガオガイガー |
ガイガー + ステルスガオーII + ライナーガオー + ドリルガオー |
| ガオファイガー |
ガオファー + ステルスガオーIII + ライナーガオーII + ドリルガオーII |
| ジェネシック・ガオガイガー |
ジェネシック・ガイガー + ガジェット・ガオー + ブロウクン・ガオー
+ プロテクト・ガオー + スパイラル・ガオー + ストレイト・ガオー |
| 超竜神 |
氷竜 + 炎竜 |
| 撃龍神 |
風龍 + 雷龍 |
| 幻竜神 |
氷竜 + 雷龍 |
| 強龍神 |
風龍 + 炎竜 |
| 天竜神 |
光竜 + 闇竜 |
| ビッグボルフォッグ |
ボルフォッグ + ガンドーベル + ガングルー |
| キングジェイダー |
ジェイダー + ジェイキャリア |
「凱」伝
外伝として、OVA「勇者王ガオガイガーFINAL」や、ドラマCD4本(「サイボーグ誕生」「ロボット闇酷冒険記」「最強勇者美女軍団」「ID5は永遠に・・・」)、小説「獅子の女王〈リオン・レーヌ〉」が制作されている。
この他、限定版オリジナル・フィギュア付きオリジナルCDドラマが、ビクターエンタテインメントからCDシングル盤として出ている(Wikipediaにまだ載っていないのは内緒だ)。
- VOL.1 「ガイ編」ガオファイガーのフィギュア付き [VIZL-43]
- VOL.2 「命編」獅子王凱と卯都木命のフィギュア付き [VIZL-44]
- VOL.3 「ソルJ編」ソルダートJのフィギュア付き [VIZL-45]
- VOL.4 「光竜&闇竜編」光竜のフィギュア付き [VIZL-46]
- VOL.5 「マモル&華編」初野華(スク水)と闇竜のフィギュア付き [VIZL-47]
- VOL.6 「ルネ編」ルネのフィギュア付き(編集者未確認)
他作品との関わり
- ベターマンとは世界を共有している。ベターマン・ラミア、牛山次男、パピヨン・ノワールなど、両作品に出る人物がいるほか、親戚が登場するケースもあるようだ。
- 監督米たにヨシトモ、キャラクター木村貴宏の組み合わせで、「BRIGADOONまりんとメラン」が制作されている。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 勇者王誕生!
- 勇者王
- 炎の妖精
- 勇者シリーズ
- 光の要請
-
- 腹筋が光になる
「凱」部リンク
Wikipedia方面
あまりに熱い物語のため、ウィキペディアでは長くなりすぎて記事が分割されたり、要出典タグを巡って議論がヒートアップしたりと、熱く暴走した展開を見せている。
一方、アンサイクロペディアでは、誰も内容をクールに決めることができず、記事が歯切れの悪い状態で凍結されてしまっている。ルーデルとは異質のアンサイクロペディアン敗北となったようだ。