北九州市とは (キタキュウシュウシとは) [単語記事]

北九州市とは、福岡県の中で福岡市に次ぎ人口が多く規模が大きい政令指定都市である。

概要

一時期110万人の人口を誇ったが、現在では100万人を切って約98万5000人である。
実は政令指定都市認定は福岡市より早く、三大都市圏以外で初めて政令指定都市になったところでもある。
元々は工業地帯として栄え、明治時代に日本で最初の製鉄所である官営八幡製鉄所が出来たりしたのも有名な話である。
お隣は山口県下関市で、関門海峡と関門トンネル（新幹線は新関門トンネルで新下関駅手前まで続く）で繋がっている。また、門司港駅周辺の門司港レトロはあまりにも有名であり、JR門司港駅駅舎は重要文化財である。門司港駅のお隣には九州鉄道記念館があり、鉄道ファンにオヌヌメの施設。戸畑区と若松区を結ぶ「若戸大橋」も観光名所である。
北九州一の繁華街は小倉北区で、JR小倉駅を中心に発展している。ちなみに読みは「こくら」であり、「おぐら」ではないので注意。
八幡東区には宇宙をテーマとしたテーマパーク「スペースワールド」が存在する。新日本製鐵の八幡製鉄所の跡地の一部に作られたもので、アメリカのスペースシャトル（オービタ）「ディスカバリー」の実物大モデルがある。元々の最寄はJR九州の枝光駅であったが、1999年にスペースワールド駅が開業してからは快速通過駅に格下げとなった。
かつて小倉南区に北九州空港があったが、1600mしかない滑走路と濃霧による慢性的な欠航から新しく同区と苅田町沖にまたがり人工島が建設され、2006年3月16日に新北九州空港（2008年6月18日より法令上正式に北九州空港）として開港し、地元の航空会社としてエアバス社のA320旅客機を使用し羽田向け深夜便を運行する「スターフライヤー」が就航している（因みに非常用設備の案内やCMのボイスを声優の子安武人が担当している）
西鉄バスの第二の牙城、こちらでも小倉駅などを中心にバスが何台も走っているのを目にする。
阪神以西では唯一の競馬場である小倉競馬場がある。
市内の野球場としては北九州市民球場があり、甲子園の福岡県大会の本戦会場として2年に1度使用される。2年に1度なのは、もう1年を小郡市の小郡球場で行う為。
北九州市営のモノレールがあり、小倉駅では駅ビル内に高架軌道が繋がっている。上記の小倉競馬場へもこのモノレールで向かう。終点は企救丘駅で、近くにはモノレールの運転席モックアップなどが存在する北九州市立の交通科学館があったが閉館してしまった。
地図で有名なゼンリン、トイレやキッチン、TOTOの人などで有名なTOTOの本社が存在する。