宇田川優希とは (ウダガワユウキとは) [単語記事]

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宇田川優希（うだがわゆうき、1998年11月10日-）とは、埼玉県越谷市出身のプロ野球選手（投手）である。現在はオリックス・バファローズに所属。

概要

オリックス・バファローズ #14
宇田川優希
基本情報
国籍	日本
出身地	埼玉県越谷市
生年月日	1998年11月10日
身長体重	184cm 94kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2020年育成選手ドラフト3位
経歴
埼玉県立八潮南高等学校仙台大学オリックス・バファローズ(2021年-)
国際大会
代表ﾁｰﾑ	日本
WBC	2023年
プロ野球選手テンプレート

日本人の父とフィリピン人の母のもと生まれる。

小学生2年生時から野球を始め、中学時代軟式野球部に所属。

高校は公立高の八潮南高等学校に進学。エースとして挑んだ3年夏の大会では3回戦で延長15回212球の力投で引き分けに持ち込む。再試合ではリリーフで登板し、打席では本塁打を記録したが、投球では打ち込まれて敗退している。

卒業後は仙台大学に進学。1年春よりベンチ入りし、主にリリーフとして活躍。3年春時には4試合に先発して3勝、防御率0.64の好成績を残し敢闘賞を受賞、この年大学日本代表合宿メンバーにも招集された。

2020年ドラフト会議にて育成3位でオリックス・バファローズに指名された。指名直後は入団拒否の意向だったが、その後気持ちを切り替え入団を決意した。背番号013。

オリックス時代

2021年は二軍での登板は1試合にとどまった。防御率は13.50。

2022年、5月から二軍戦に出場し、15試合に登板、防御率1.88と安定感抜群の投球内容で存在感を示す。フレッシュオールスターにも出場。7月28日、東晃平と共に支配下登録された。背番号は96。8月3日、埼玉西武ライオンズ戦でリリーフとしてプロ登板、1回を無失点に抑えた。9月8日の西武戦で2回2/3を無失点に抑えプロ初勝利を挙げ、9月14日の東北楽天ゴールデンイーグルスではプロ初ホールドを記録した。その後も優勝争いを繰り広げるチームにおいて大事な終盤戦に連続無失点投球を続け、チームのリーグ制覇に貢献。19試合の登板で2勝1敗3ホールド、防御率0.81を記録した。
日本シリーズではピンチの場面でストッパーとして起用される。4試合に登板し5回1/3を投げ1勝2ホールド無失点10奪三振と大車輪の活躍を見せ日本一に貢献し、「影のMVP」と称された。

2023年は第5回WBC日本代表に選出され、韓国戦とチェコ戦に登板し無失点だった。ブルペンではバックアップを積極的に行い、日本の世界一に貢献した。シーズンでは上半身のコンディション不良で4月中旬から二軍調整となり、6月13日に復帰。7月15日の福岡ソフトバンクホークス戦でプロ初セーブを挙げた。46試合の登板で4勝2セーブ20ホールドを記録し、オリックスの3連覇に貢献した。
日本シリーズでは3連投で好投していたが、第5戦で6失点を喫して涙を流しながら降板した。オフに背番号を14に変更した。

プレースタイル

MAXは158km/hの剛速球に加え、落差の大きいフォークボールを武器に奪三振を量産するリリーバー。

奪三振率の高さはパ・リーグを代表するクローザーである楽天の松井裕樹並みの数値を残している。

成績

（2023年終了時点）
※青はリーグ最高、赤はリーグワースト。

年度別投手成績

年度	球団	登板	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	勝率	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
2022年	ｵﾘｯｸｽ	19	2	1	0	3	.667	22.1	12	32	2	2	0.81
2023年	ｵﾘｯｸｽ	46	4	0	2	20	1.000	45.2	30	52	9	9	1.77
NPB：2年		65	6	1	2	23	.857	68.0	42	84	11	11	1.46

国際大会での投手成績

年度	代表	大会	登板	先発	勝利	敗戦	セーブ	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
2023年	日本	WBC	2	0	0	0	0	1.1	0	3	0	0	0.00

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