実況パワフルプロ野球2012とは、パワプロシリーズの2012年版である。
2012年7月19日、PS3、PSP、PS Vitaの3機種にむけて発売。決定版は12月13日発売。
PS3、PSPでは、前作のセーブデータが残っていれば、作った選手を自動で引継いでくれるようになっている。Vitaへはパスワードで転送可能だが、似顔絵パスワードは無効。
決定版では、データ引継で持ち込む選手を任意で選べるようになった。
Vitaパッケージ版にはこの機能が当初、搭載されていないなかったが2013年1月23日にてパッチアップ配信され、引継ぎ可能となった。
今作では、第二ストレートとしてワンシームが追加されたほか、今まで隠し要素のように扱われていた全力ストレートを任意で投げられるようになっており、たとえば、2ストライク後にストレートを投げると踏込みが大きくなっていたダルビッシュ有の固有フォームで、演出発動条件の変化が予想される。
この全力ストレートの導入にともなってスローボールが廃止され、通常のストレートがデフォルト設定されている。変化球選択から戻したい場合は十字キーの上を押せばストレートに戻る。全力ストレートをキャンセルして通常ストレートに戻したい場合は、十字キーを下へ押す。
また、サークルチェンジの分類がシンカー系に変更されており、2011からパスワードで引継いだ選手にサークルチェンジを習得させていた場合はフォークへ変更されるので要注意。
デフォルト出演選手は、2012年開幕およびペナントシーズン終了段階での支配下登録選手全員となっており、似顔絵も引き続き導入されている。
今作の新要素として、野手は守備位置ごとの適性をある程度調整できるようになり、投手も先発、中継ぎ、抑えの登板適性が明記されるようになった。サクセスで野手にサブポジションをつける場合は、
と設定される。(小数点以下切捨て)
開幕版では前年同様に応援歌自作機能が搭載されず、パワプロ2010などからパスワードで転送の必要があったが、決定版で復活。ストックできる曲数は240まで。
以前から開設されていたパワプロプロダクションのツイッターアカウントが、今年は矢部明雄のような口調になり、サクセスやマイライフで作った選手のストックは200人まで、サクセスの設定時間は2年など、発売が待ち遠しいプレイヤーからの疑問に(公表できる範囲内で)答えている。
今回は8年ぶりとなる大学編。パワフル、満通万教育、西強の3校を舞台に、3年春からレギュラー奪取、全国制覇などを目標に育成を進めていく。ちなみに、サクサクセスとパワファームも健在。サクサクセスでは、ゲームオーバーになったデータをそのまま引継いでやり直しもできるようになった。
共通要素としては、
など。
以下、各校の特徴。
決定版で追加されたシナリオ。14決、2009に搭載されたドリームJAPAN同様に、代表チームを編成して世界大会に挑む内容。最初のプレイでは実在選手しか参加させられないが、1周させるごとにサクセス自作選手を1人ずつ参加させられるようになる。1周で架空選手を3人同時に育成可能で、試合操作も、チーム問わず得点圏にランナーがいる場合のみ、8回以降だけ自力で、1回表から自力、の3種類から選べる。
PS3、Vita版に搭載された新モード。自作選手を持ち寄ってチームを作るパワファームとは別に、パワポタシリーズで好評だったPOTACA、もしくはベースボールヒーローズのような仮想カードデッキでオンライン対戦を行う。試合に勝つと、選手育成に有利なアイテムを入手。サクセスへの持込も可能となっている。
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最終更新:2025/12/16(火) 06:00
最終更新:2025/12/16(火) 06:00
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