愛はウルスを救うとは開拓流行れPによるソード・ワールド2.0を題材とした卓ゲm@sterである。
愛ちゃん本人としては必殺シリーズを意識しているらしいが、開拓流行れPであるが故に世紀末卓になるような気もする未知のシリーズであり、GMの愛ちゃんがどういう手腕を発揮していくのかが序盤の見どころ。
更新速度の速さにも相変わらず定評がある。
舞台は蛮族国家ウルス。同作者の作品レーゼルドーンの開拓者たちで度々姿を見せる蛮族国家の姿が語られる。
ぶっちゃけて言うと、事務用品PのBARBAROS ADVENTURE~あるいは、いおりんの突っ込み三昧~をパクったリスペクトしたシリーズである。 "突っ込み三昧"と同様に、蛮族国家でありながら、人族との共生を掲げる国家であり、人族にも基本的な人権は表面上は与えられているようである。
PLによる解釈では「アメリカにおける19世紀の黒人程度」 。しかし、それ故に様々な面でゆがみが生じており、それらのトラブルを解決して力を誇示し、報酬を貰うのがPC達の"決闘代行人(デュエリスト)"である。
なお、開拓卓と同じ世界観なのか、ある程度世界観を共有したパラレルなのか等は開拓流行れP自身から決めていないと明言されている。
ただし、PCの一人であるクゥが「蛮族が支配する霧の街を避けて」洋上を横断した設定の為、少なくともクゥの旅立ちは霧の街解放より前であり、霧の街解放後の開拓民である「あの化物6人組」は(設定的な整合性を取るのであれば)まだ存在しないであろうとされている。
本卓のGMを務める。GMは初という事で、若干緊張している。
必殺シリーズ好きで、卓の設定も彼女の好みが反映されている。
GMを時代劇や舞台の語り手に近い物と考えている為、PC、PLに対して「皆様」と時代劇がかった口調で語りかけるのが特徴。
開拓卓のGM真美と比べて、受け答え等に関して戸惑いを見せる場面が少なくないものの、PL側からの提案を積極的に取り込んで行く、やる気ある真面目なGMである。ただしそのせいでカブトボーグ臭が漂い始めている。
正面決戦のダイス目は異様に良いが、搦め手を使うと途端にダイス目が悪くなるジンクスが囁かれている。
世界設定(シナリオソース)では真美、シナリオ作成面で秋月涼や水谷絵理のフォローを受けている他、(おそらく)サイネリアからもシナリオを提供されている。
トップランクアイドルが集まるこの卓ゲサークルでは新参で、これまではPL参加をしていた模様。PLとしては正面突破しがち(低めの成功率に恐れずアタックしがち)らしい。
| PL | 種族 | 生まれ | 性別 | 年齢 | 信仰神 | 一般技能 |
| 天海春香 | ドレイク | 魔術師 | 女 | 483 | 風来神ル=ロウド | ノーブル(Lv5) |
| 時点 | 器用度 | 敏捷度 | 筋力 | 生命力 | 知力 | 精神力 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| キャラクタ作成時 | 12 | 12 | 19 | 18 | 24 | 18 |
《大破局》の折にコールゴッドしたサカロス神に剣を折られた元・ドレイクマーキス。(自称)
現在は甥の家で下働きをしている。
敏捷と器用でものの見事にドンガラしたものの、魔法使いとしての適正は相当高く、ドレイクの基礎能力値の高さから魔法戦士の夢も追えるステータスを確保している。
というか、開拓卓のドレイクは1クレスポだったというのに、およそドレイクとは思えない精神力の高さである。
ドレイク語では年を重ねたドレイクらしい老練な口調でしゃべるが、大破壊以後に習得した交易共通語では春香らしいしゃべり方となっている。
カーンにもかつての栄光を知られている大物らしい。ただし名誉点的に知り合いにはなれないのだが。
姓の由来は中国の清朝、満州国の皇家で、愛新覚羅と書く。アイシンカクラとも。アイシンは「金」を意味し、清朝滅亡後は金に名前を変えているのが意味深。
| PL | 種族 | 生まれ | 性別 | 年齢 | 信仰神 | 一般技能 |
| 如月千早 | 人間 | 冒険者 | 女 | 17 | 始祖神ライフォス | ナビゲーター(Lv5) |
| 時点 | 器用度 | 敏捷度 | 筋力 | 生命力 | 知力 | 精神力 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| キャラクタ作成時 | 18 | 19 | 14 | 16 | 21 | 24 |
蛮族国家に布教に来たライフォスの宣教師。
セフィリア法王に意見陳情した事を反逆罪として死刑になりかけるが、師の取り成しもあって死罪の代わりに「国外追放、及び未知の蛮族領域(エイギア奥地)での布教」(実質死罪相当の流刑)を命じられる。
それすら神の試練として前向きに捉え、一人航海術を学び旅に出る辺り「熱意と発想力、行動力を併せ持った"命がいくらあっても足りない馬鹿"」とは真美の弁。
ウルス近郊に漂着した所をウルスに捕らえられ、二度目の虜囚を経験するが、彼女に興味を持った"八極旗"ベアトリーチェに自らの命ではなくライフォスの布教を嘆願する胆力が気に入られ、ウルス市民となり、ライラの一族の後見を受ける事になる。
というか、開拓卓のライフォス神官は1クレスポだったというのに、およそライフォス神官とは思えない精神力の高さである。パラメータ的には後半残念にならなかったスコールといった所。
高ステータス+運命変転を生かして、メインスカウトとしても活躍する。
「ライフォスの聖印を見せたらみんな襲ってくる」という設定が戦闘中のダイス目により後押しされてか、バニッシュ行使の効果ダイスで、ことごとく「バーサーク化」が出まくったせいで危うく"バニッシュ屋"になりかけた。(当たり屋みたいなもんだろうか?)
そのセンセーショナルなオープニングから、カッコいいマジキチ、正しい狂信者、始狂い(始祖神狂い)、ライフォスの鉄砲玉など、アレな呼称がわんさかつけられているが、本人の行動は極めて理性的な判断に基づいている。ウルスに来たことすら、彼女が自ら望んだ道ではなかった。
名前の由来は各種宗教ネタ。
| PL | 種族 | 生まれ | 性別 | 年齢 | 信仰神 | 一般技能 |
| 秋月律子 | ライカンスロープ | 斥候 | 女 | 23 | 未定 | 無し? |
| 時点 | 器用度 | 敏捷度 | 筋力 | 生命力 | 知力 | 精神力 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| キャラクタ作成時 | 12 | 21 | 17 | 25 | 18 | 18 |
「ライカンスロープは脳筋」という謂れの無い偏見を是正する為に活動するライカンスロープの操霊術士。(注:ライカンは魔法系技能を獲得出来る生まれ表が一個もない。)
PL曰く、「初期のPC設定なんてこれくらい『薄味』でいい」
だがしかし、獣化すると「耳が丸くて肌が青白く、ネズミが大の苦手で周りからは『タヌキ』と呼ばれる、甘味に目がない」というどう考えても危険なキャラクター。りっちゃん細かいこと考えるの面倒くさかっただけじゃないかこれ。
一部で話題の"コンジャラー前衛説"をそろそろ真面目に議論する為に作成された。どう見ても実証試験です本当にありがとうございました。が、うっかり出目が爆発してしまい十分な知力を獲得してしまったのが逆に悩ましい結果となっている。
前衛コンジャラーらしく防御面特化のコンジャラー一本伸ばしだが、なんだかんだで後衛にいることが多いのでコンジャラー後衛説などと揶揄される事もある。装甲が分厚いスカウトとしての活躍も少なくない。
しかし、ライカンスロープの[獣化]による防護点のかさましによって、装甲の厚さだけなら重装甲型リルドラのエヴレナを凌ぐ防護点を獲得している。(ただし、銀武器、魔法武器、剣の欠片の入ったモンスターを相手にした場合を除く)
助けてよ~、エ=モーン。
| PL | 種族 | 生まれ | 性別 | 年齢 | 信仰神 | 一般技能 |
| 三浦あずさ | リルドラケン | 戦士 | 女 | 21 | 未定 | アーマラー(Lv5) |
| 時点 | 器用度 | 敏捷度 | 筋力 | 生命力 | 知力 | 精神力 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| キャラクタ作成時 | 6 | 13 | 24 | 30 | 9 | 14 |
お伽噺に出てくる「人々を守る竜」の話に憧れ、自らも弱き者を守る盾となる事を決意したリルドラケンの女性。ライラの用心棒らしく、ライラに不躾な態度を取る者に対して厳しく目を光らせる。
俸給(パーティ資金)を前借りしたプレートアーマーも相まって非常に硬く、壁ドラケンとして理想的と言える設計。初期作成の時点で錬技ビートルスキン+賦術バークメイルBも含めて13点を止められる。
その装甲の厚さは「6ゾロ出された時だけダメージが通ってしまう為、その手間をGMに謝罪する」程。
初期状態では武器が生まれ持った尻尾しかないと言う物凄い割り切り方をしている。(火力は低いが、命中率は良い)が、パーティ資金を債権と言う形で借り受けてフル装備を着々と整えている。
よく名前をエヴ"ル"ナと間違えられる為、名前の由来がドラゴン語で発音しにくい事になった。
……その理由は、用心棒キャラだからか、それとも頼りになりすぎるからか、卓の間ずっと「先生」としか呼ばれないからだった。先生カワイソス。
度々「夢がある」と語るのは、名前の元ネタに由来するものと推測される。興味のある方はキング牧師で検索されたし。
| PL | 種族 | 生まれ | 性別 | 年齢 | 信仰神 | 一般技能 |
| 双海真美 | ラミア | 戦士 | 女 | 24 | 未定 | 無し? |
| 時点 | 器用度 | 敏捷度 | 筋力 | 生命力 | 知力 | 精神力 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| キャラクタ作成時 | 12 | 18 | 15 | 19 | 18 | 20 |
ラミア軍隊格闘術(ラミアーツ)を今に伝える女性。しかし実力不足は明白であり、冒頭では門下生もいない。
中の人がウルスの世界観を設定した真美であるため、半サブマスとしてウルスの慣習等について詳しく、PC、PL問わずフォローに回れる設定。しかし、"見識判定を要求されるような事柄については全く知らない"為、肝心な事はさっぱり知らない。(セージも無い)
先代に引き続きライラのトレーナーを務めており、長い付き合いがあり、彼女をライラ婆さんと呼ぶ。ライラ以外では唯一ドレイク語が使えるPC。
PCとしては典型的なマリョップラー(魔力撃グラップラー)+尻尾っぷらー。【魔力撃】によるダメージディーラーを主体として、生来の尻尾による【ドラゴンテイル】+【テイルスイング】で群がる雑魚を殲滅する事が可能で、本PTに不足している範囲攻撃、単体攻撃両面での火力生産を担う。
他のPC達が武器はストーン(たくさん)しか持っていない為、唯一のまともな武器を買ったキャラだった。
八極旗はウルスの規範を定め、国内で何か大きな問題が起こればそれを直々に解決するウルス最上位の支配者。
それぞれが独自の色地に染めたウルス軍旗を持ち、本人と直臣のみが使用を許される事が名前の由来。
誰が呼んだか蛮族版修道会。やってる事は多分南エイギアの修道会と似たり寄ったりなのかもしれない。
殆どのメンバーはウルスが小集団だった頃より居るウルス古参のメンバーである。
建前上、全員が対等とされているが、市民からはある程度の序列があると考えられている。本項目では序列順で記載。
実際のところは、卓が長引いて春香の終電がヤバくなった時、強制的にセッションを終了させる為のデウスエクスマキナ(機械仕掛けの神)として真美が用意しておいたものらしい。
名前を呼ぶことも畏れ多いとされ、今では名前を知るものすら数少ない、ウルスで一番偉いお方。
ドレイク・マーキスを名乗っているが、酷いレベル詐称であるとの事。
熱心なル=ロウド信者とされる。妻子あり。
蛮族と人族の争いを終わらせる為にウルスに味方すると言うジャイアント。
最も偉大なるカーンの盟友で、実力も伯仲するという噂。八極旗では最も新参らしい。
ウルスに住む全てのヴァンパイアを支配・統括しているらしい、ヴァンパイアブランシュと言うクリュー氏族のノスフェラトゥらしい。
ラクシアを己の美学に沿った「美しく完璧な世界」にするためにウルスに協力しているという、八極旗で最も危険と目されるお方。
最も偉大なるカーンの妻。人族かぶれのお人よしとの噂。
ドレイクなのに格闘で戦う変わり者らしい。
ぶっちゃけると宗境なき救世修道会所属、クーラン=レイのママ上様。
ゴールドバジリスクと呼ばれる特殊なバジリスクの女性。ウルスの財務長官的役割。
劇中冒頭で登場し、クゥと謁見。クゥの密入国は元々彼女の解決するような問題ではなかったが、クゥに興味が沸いた事から直々に謁見の場を設け、結果彼女をウルス市民として認めた。
なお、ベアトリーチェの名前自体は、既に過去の開拓卓で登場したおりに、GMを勤めていた真美が「他で使う予定があるんだけどなぁ」とボヤいていたので、その頃から少なくとも名前だけはあったようだ。
元ネタは同名の魔女の人。二つ名から喋り方から、割とまんま。
ライカンスロープのワータイガーらしいが、常に姿隠しのマントを目深にかぶる謎の人物。
ウルスの軍略と治安機構を統括する元帥。軍服を着用しているらしい。軍人らしく実直な口調と性格の持ち主。
呪歌の名手でもある。
どうやら魔剣を失う前のライラと知己であったらしく、かつての彼女を知っているような言動を見せる。
さらに「地を這った経験」があることも匂わせており、単なる生まれながらのエリートではないようだ。
名前の元ネタは恐らくは航空母艦(コウクゥ=ボウ=カーン)
ライラの甥っ子のドレイクバロン。黒き軍旗を許されている、偉大なるカーンの直臣の一人。ウルスの大都市サンタアナに屋敷を構えている。
ドレイクの割にはアンニュイな性格をしており、全体的にめんどくさがり。
ベアトリーチェにクゥの後見人を"お願い"されたり、下働きのライラにもぞんざいな態度を取られたりと色々不遇そうだが、本人も上手いことライラをあしらったりしている。
同族をパシリにして悦に浸っている様子もなく、どのような理由でライラを養うに至ったのかは今のところ謎。ライラに対しては伯母上と、表面的には目上扱いしている。
ベアトリーチェとの繋がりから、元ネタは同作品の従者かと思われる。出番多そうなので、ということで命名された。
レーゼルドーン大陸の奥地にある蛮族国家。
元はレーゼルドーンの開拓者たちのドレイクPC、クーラン=レイの設定から生まれた彼女の出身地であり、クーランの所属する"宗境なき救世修道会"にとっては敵とも味方とも言えぬ勢力。クーランの親である"偉大なるカーン"を頂点とする。
現在大きく勢力を拡大している蛮族国家で、ル=ロウドを主神としており、人族も蛮族も表向きは等しく市民として扱う。
国教はル=ロウドで自由を掲げている。宗教の自由も認められており、ダルクレム信者やグレンダール信者も多い。メタな話をすると、グレンダール信者が多いということは、つまり蛮族がバニッシュなどのセイクリッド系の魔法を撃ってくる可能性があるということである。ただ、ライフォス信者が聖印をぶら下げて歩いていればもれなく喧嘩を売られるというのも事実ではある。
成文法と慣習法があるが、多くの蛮族からは「偉い貴族の機嫌を損ねたら首が飛ぶ」くらいにしか理解されていない。まあ、蛮族国家である以上は武力の後ろ盾があって初めて法や権力(通貨価値なども含め)が意味を成すので、この理解でも間違いではないといえばそうなのだが。
開拓卓の中では魔境と化した南エイギアに直接的な手出しはしないという判断を下しており、自らが制圧した敵対勢力を南エイギアに追いやっていると描写されている。
物語冒頭からの舞台となっているウルス有数の港町。
魔動機文明時代(アル・メナス)の遺風が残る近代的な都市であり、おおよそテラスティア大陸でイメージされる蛮族の拠点とはかけ離れた様相を持つ。
街灯が灯されているため、深夜でも暗視が必要ない程度には明るい。なお、街のインフラは全て「最も偉大なカーン」から貸与されているという扱いなので、市民が街中で破壊行動を行えば「最も偉大なカーン」への反逆と見なされるし、国外の者が破壊行動を行えばそれは宣戦布告とみなされるだろう。
(魔動機文明は我々が住む現実社会以上に発展した部分もある近未来文明なので、ここでいう近代的は中世ファンタジー的な意味合いではなく、リアルな意味で近代都市ということであると推測される)
蛮族・人族併せて都市部だけで10万、周辺地域含む50万という、人族領域が裸足で逃げ出す規模の大都市(この統計には勝手に増えまくる妖魔なども含めている為、厳密なものではないが)
なお、比較対象として、人族国家で最も発展しているとされるルキスラ帝都の人口は5万人。セフィリア神聖王国の王都が10万人で、一般的な人族国家は2万人前後、地方都市なら1万人未満が普通。
ウルスの蛮族でも特にえらい人(?)に与えられる称号のようなもの。
八極旗の面々以外にも、ウルスマギテック協会を設立した"広める者"ブラウン、同協会サンタアナ支部長のニキシー、"妖精の嘆き"C.Z.等が登場している。ネーミングが基本的に駄洒落。
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最終更新:2025/12/13(土) 06:00
最終更新:2025/12/13(土) 05:00
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