捏造ミステリーTRPG赤と黒 単語

ネツゾウミステリーティーアールピージーアカトクロ

1.3千文字の記事
これはリビジョン 2865464 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

捏造ミステリーTRPG赤と黒とは、グループSNEから発売されている書籍型TRPGである。

概要

 これまでにない新しいジャンルのTRPG。
 第3回グループSNE公募ゲームコンテストTRPG部門の準入選作である。

 プレイヤーは魔術師となり、イツワリと呼ばれるこの世ならざるものから、この世界を守るために推理と捏造で戦う。

 イツワリからは人間の能力では不可能なように脚色された事件が提示される。魔術師達は魔術を使って証拠集めをしつつ、その事件がイツワリの仕業ではないことを示す。この時、プレイヤー達はストーリー上に用意された真相を追いかけてもよいし、キャラクターの信念や理想、楽しみのために真相とは異なる証拠を捏造してもよい。イツワリの存在を否定し、事件の真相を新たに作り出すことがゲームの基本的な目的である。

 ゲームは証拠集めを行う宣言局面、イツワリと対峙する告発局面、真相を書き換え、現実を作り替える終局に別れている。行為判定のルールは存在するが、基本的なルールの流れ上は判定する必要は一切なく(魔術師は現実の物理現象を超越した存在という設定)、推理を伴うボードゲームに近い味わいもある。(なぜボードゲームではなくtrpgなのかについては、ルールブックに作者のコメントが掲載されている。)

 証拠調査や捏造を行ったり、イツワリとの戦闘をこなす際にはトランプを用いる。そのため、赤と黒を遊ぶにはトランプが1セット必要になる。この際、ジョーカーは1枚のみの51枚セットを用いる。サイコロ他のランダマイザ―は利用しない。

  • 黒のルール
     PCと偽りの他に他の陣営が参加する特殊なルール。他陣営は基本的にはイツワリとの戦闘にのみ乱入するが、場合によっては不利な捏造や真相を次々と登録していくような別勢力の魔術師の参戦も面白いかもしれない。尚、キャラクター達はコトワリ機関という世界の秩序を守る組織に所属しているが、それ以外の組織に属する魔術師も存在するらしい。
  • 赤のルール
     PC達が個別にハンドアウトを得て、お互いの目的のために暗躍するルール。上級ルールブックに掲載されている。単なる真相追及に加え、そこにどのように捏造を加え、証拠を都合よく解釈するか、という物語作りの要素が加わるため、上級者向けのルール。
  • ラビリンスルール
     サプリメント「迷宮の書」で新たに追加されたルールで、GMレスで進行を行う。

 ランダムで決定される推理から「どのような事件があったのか」を逆算していくルールで、高い創造性とアドリブが試される。ストーリーテリングゲームに近い遊戯感になる。

 参考作品

うみねこのく頃に
  仮想空間での告発戦闘はうみねこのく頃にの屁理屈推理バトルに非常にイメージが近い。

虚構推理
  捏造による怪異の撃破、というイメージでは虚構推理を大きなモチーフにしている。

TRICK×LOGIC
  あらかじめ提示された調書の穴埋めをいかに器用にこなすか、という意味ではトリック×ロジックの推理システムが非常に似通っている。

関連動画

 

関連商品

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。 ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

関連リンク

グループSNE製品情報「捏造ミステリーTRPG 赤と黒」

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/13(土) 06:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/13(土) 06:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP