新世紀エヴァンゲリオン![]()
Neon Genesis EVANGELION

汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオン初号機
Evangelion Unit-01 "Test Type"
(illustration by fog氏 掲示板>>42より)
新世紀エヴァンゲリオンとは、それまでのアニメの集大成とも云われる1990年代を代表する大ヒットアニメである。
通称「エヴァンゲリオン」もしくは「エヴァ」。
アニメーション制作はガイナックス。監督は庵野秀明。本放送は1995年10月~1996年3月にテレビ東京系で放映された。放送当初はさほど注目されなかったが、終盤からその謎だらけの展開から人気が上がり、深夜の再放送などによって大ヒットした作品でもある。
1997年春に劇場版「DEATH AND REBIRHシト新生」(通称春エヴァ)が途中までの完成で公開となった。同年夏に春エヴァの完結版・劇場版「THE END OF EVANGELION Air/まごころを君に」(通称夏エヴァ)が公開。
2007年に入り、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」が公開された。「新劇場版」は4部作で構成される予定。
2015年、14歳の少年少女が人造人間「エヴァンゲリオン」に乗って使徒と戦っていく。使徒がセントラルドグマに到達すると起こるというサードインパクトや人類補完計画等、多くの意味深な用語や設定と共に、エロやグロもふんだんに取り込まれている。
と、まあ適当な説明だが、まともに説明しようとすると大変なことになってしまうのでこれぐらいで勘弁してください。
NERV本部のある第3新東京市に襲来する、謎の生命体のこと。テレビアニメ版では17体、漫画版では13体が登場した。新劇場版でも13体が登場すると予想される。名称は劇中では「死海文書」に記されているものとされるが、実際には『エノク書』に登場する天使名から取られている。
第一使徒アダムと第二使徒リリスが生命の起源であり、第三使徒サキエルから第十六使徒アルミサエルまでがアダムの子、第十八使徒リリンすなわち人類と、その他のすべての地球上の生命がリリスの子である。第十七使徒タブリスすなわち渚カヲルはアダムの魂を他の器に移したもの。
本来はアダムの子のいずれかで生き残ったものが地球を支配するはずであったが、何らかの問題でアダムは活動を停止し、リリスの子である人類が地球を支配していた。その後アダムが南極で人類に発見された際に覚醒し、セカンドインパクトを引き起こす。セカンドインパクトにより南極大陸だけでなくアダム自身も消滅したが、胎児状態にまで復元され、NERV本部地下に幽閉された(とされるがこれは虚偽)。第三使徒サキエル以降は、そのアダムと融合してサードインパクトを引き起こし、人類を滅亡させるために襲来した。
以下、テレビアニメ版における十八使徒を記す。
月刊少年エースにおいて貞本義行(アニメ版のキャラクターデザイン)によるコミック版が連載中。といっても、隔月連載だったり、長期休載だったりと…テレビ放送終了後10年以上経つのに未だに完結していない。ちなみに、新劇場版制作が発表された時に、コミック版も一から作り直されるというデマ情報が流れ、「2015年までに完成するのか」などの声があがった。
連載開始が本編放送より早かったこともあり、よく漫画(貞本エヴァ)が原作だと勘違いされるが、 エヴァンゲリオン自体が「当時の原作ありきのアニメ体質を見直し、アニメ原作のアニメを作る」との庵野監督らの意図から企画されたものであり、漫画は原作ではない。原作がない「アニメ原作のアニメ」(オリジナルアニメ)である。
なお、本編と貞本エヴァではストーリーが大幅に異なり、本編が(ゴールデンタイムに近い時間帯に放映された作品であるにもかかわらず)対象年齢をかなり上に設定している反面、貞本エヴァでは対象年齢をかなり低く設定してある。
アニメでは『宇宙戦艦ヤマト』『機動戦士ガンダム』以来といわれる大ブームを引き起こし、普段はアニメを見ない人々をも巻き込み社会現象とまで言われた。大塚英志が読売新聞上で取り上げ、サブカルチャー誌「Quick Japan」「STUDIO VOICE」で特集号発行され、テレビでも報道番組がその人気の加熱振りを取り上げるなどと、マスメディアでも頻繁に取り上げられた。
オタク界には絶大な影響を残し、以降「意味深な宗教・科学用語の多用、不必要なまでによく練られた設定付を行い、一つの世界観を作り上げる」という作品作りが一つのスタンダードとなる。新海誠、滝本竜彦など今の20代後半~30代のクリエイターの多くに影響を与えていると思われる(推定)。本作を賞賛し、ひいては監督の庵野を崇拝しているクリエイターに、山本寛がおり、こちらは充分に信者の域に達している。
また、テレビ東京で深夜帯に再放送され新しいファンの開拓に成功した。これは当時まだ出始めだった深夜アニメが商業的に成立することを証明し、以降マニア向けの深夜アニメが大量生産されるようになる。
宇多田ヒカル、大槻ケンヂ、滝本竜彦、藤原基央(BUMP OF CHICKEN)、加藤夏希、中田敦彦(オリエンタルラジオ)、
栗山千明、今田耕司、大竹まこと、L'Arc~en~Ciel、京極夏彦、片岡鶴太郎、藤井フミヤ、PUFFY、
竹中直人、村上龍、筑紫哲也、坂本龍一、柳美里、爆笑問題、宮部みゆき、忌野清志郎、
水道橋博士(浅草キッド)、竹中平蔵(元総務大臣)、沢尻エリカ、水川あさみ、桜井和寿(Mr.Children)、
深田恭子、草薙剛(SMAP)、谷村新司、ウッチャンナンチャン、北野武、松任谷由美etc.
なお、大槻ケンヂは綾波レイのキャラクターイメージの元ネタとなった曲(筋肉少女帯の「何処へでも行ける切手」)を作詞するなど、エヴァに与えた影響も大きい。
上記使徒に関する動画
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最終更新:2025/12/11(木) 22:00
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