栗林良吏

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栗林良吏（くりばやし　りょうじ、1996年7月9日-）とは、愛知県出身のプロ野球選手（投手）である。現在は広島東洋カープに所属。

概要

広島東洋カープ #20
栗林良吏
基本情報
国籍	日本
出身地	愛知県愛西市（旧海部郡佐織町）
生年月日	1996年7月9日
身長 体重	177cm 80kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2020年ドラフト1位
経歴
愛知黎明高等学校 名城大学 トヨタ自動車 広島東洋カープ(2021年-)
国際大会
代表ﾁｰﾑ	日本
五輪	2021年
WBC	2023年
プロ野球選手テンプレート

小学校から軟式野球を始める。

愛知黎明高等学校で遊撃手だったが、2年秋から投手に転向した。県大会準優勝が最高成績で甲子園大会出場はなかった。

名城大学では1年春から公式戦に出場するが、山内壮馬から指導を受けて成長していき、3年春にノーヒットノーランを達成する。4年秋には25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。プロ志望届を提出しているが指名漏れとなった。

トヨタ自動車に就職し、1年目から都市対抗野球大会で活躍。アジア・ウィンターリーグの日本代表に選出され、優勝に貢献した。

2020年ドラフト1位で広島東洋カープに入団した。背番号は20。

広島時代

2021年は開幕を一軍で迎え、抑えとして起用される。3月27日の中日ドラゴンズ戦では9回から登板し、1回無失点でプロ初セーブを挙げた。東京五輪の日本代表に選出され、初戦のドミニカ共和国戦で勝利投手を含み2勝3セーブを挙げ、日本の金メダル獲得に貢献した。シーズンで初勝利を挙げられなかったが、53試合に登板し37セーブを挙げた活躍が評価され、新人王を受賞した。

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2022年は2年連続で抑えを務める。48試合に登板し、2敗31セーブ6ホールドを記録。この年もシーズンで初勝利を挙げられなかった。

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2023年1月6日に第5回WBCの日本代表に選出されたが、腰の張りで登板はなかった。シーズンでは4敗を喫し、5月1日に二軍に降格し、5月30日に昇格した。6月6日の北海道日本ハムファイターズ戦では2番手で1回無失点と好投し、直後に味方打線が逆転したことでプロ初勝利を挙げた。55試合の登板で3勝7敗18セーブ15ホールドだった。

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2024年5月26日の横浜DeNAベイスターズ戦で通算100セーブ、7月26日の東京ヤクルトスワローズ戦では史上初の3人3球セーブを達成。自己最多の60試合に登板し、6敗38セーブ12ホールドだった。10月16日に右肘関節の骨棘治療手術を受けた。

プレースタイル

直球の最速は153km/h、変化球はカットボール、カーブ、フォークを投げる。

成績

• （2024年終了時点）
• ※青はリーグ最高、赤はリーグワースト。

年度別投手成績

年 度	球 団	登 板	先 発	完 投	完 封	勝 利	敗 戦	セ | ブ	ホ | ル ド	勝 率	投 球 回	被 安 打	被 本 塁 打	与 四 球	与 死 球	奪 三 振	暴 投	失 点	自 責 点	防 御 率
2021年	広島	53	0	0	0	0	1	37	0	.000	52.1	23	1	28	1	81	1	5	5	0.86
2022年		48	0	0	0	0	2	31	6	.000	48.1	22	0	15	2	59	1	8	8	1.49
2023年		55	0	0	0	3	7	18	15	.300	52.1	42	4	19	1	51	2	18	17	2.92
2024年		60	0	0	0	0	6	38	12	.000	55.0	33	5	16	2	65	3	14	12	1.96
NPB：4年		216	0	0	0	3	16	124	33	.158	208.0	120	8	78	6	256	7	45	42	1.82

国際大会での投手成績

年度	代表	大会	登板	先発	勝利	敗戦	セーブ	投球回	被安打	被本塁打	与四球	与死球	奪三振	暴投	失点	自責点	防御率
2021年	日本	五輪	5	0	2	0	3	5.0	3	0	2	0	6	1	1	1	1.80

表彰・その他

表彰
新人王	-	2021年
その他
オールスターゲーム出場	1回	2021年

関連動画

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関連項目

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• NPB（日本プロ野球）
• 広島東洋カープ