機動戦士ガンダムSEED ASTRAYとは、 機動戦士ガンダムSEEDの公式外伝にしてASTRAYシリーズ第1作目の作品である。
4つの作品で展開されており、ときた版漫画3巻、戸田版漫画4巻、小説2巻、ジオラマ+小説1巻の計10巻が刊行されている。
本作はガンダムSEEDと同時期に展開が始まり、コズミック・イラを補完する作品として存在する。
SEED本編が暗い雰囲気を纏う物語であるのに対し良くも悪くも突き抜けた雰囲気を持ち、その破天荒なキャラクター・機体・ストーリーが人気を博している。シリーズを重ねており更にゲームやプラモなどの媒体で目にする機会も多い。
後述の漫画、小説など第1シリーズから複数メディアに渡り展開している。
並行して語られるエピソードはシリーズ内で密接に関わっており、全て見ないとアストレイを完全に理解できない仕様となっている。一例では、ときた漫画版を読んでいると唐突に出て来るレッドフレームの愛刀『ガーベラストレート』。
今では名の通っているこの武器も戸田漫画版「ASTRAY R」を読んでいないと分からない要素である。
2013年にときた版のリマスターエディションが発売。X ASTRAYまでの時系列を最構成し、コミックス未収録だったストーリーや書き下ろし新作ストーリーを新規に収録。更に第2シリーズ「X ASTRAY」もリマスター版に収録。
余談だが『R』や『小説版』のエピソード群は一定の評価を得ている物が多い。リマスター版では小説版に収録されているグゥド・ヴェイアのエピソードについて「本作の評価を決定させた」と高い評価をもって紹介された。
| 型番 | MBF-P01(P02、P03、P04、P05) |
| 全高 | 17.53m |
| 重量 | 49.8t |
| 装甲材質 | 発泡金属装甲 |
| 武装 |
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中立コロニー・ヘリオポリスで極秘裏に開発が進められていた開発コード「ASTRAY」と呼ばれるプロジェクト。
その正体はオーブが自国防衛の理念を基に生み出したプロトアストレイと呼ばれる5機のMSである。
MSの開発が行き詰っていた大西洋連邦とオーブ・モルゲンレーテ社は大西洋連邦からの依頼でMS共同開発へと移行する。
モルゲンレーテ社を含むオーブの軍事を受け持っているのが、後のゴールドフレーム搭乗者ロンド・ギナ・サハクを当首とするオーブ5大氏族の一つ、サハク家である。
サハク家はモルゲンレーテ社に連合のMS「GAT-Xシリーズ」の技術盗用を促し、ASTRAYへの技術転用を成功させた。ガンダムフェイス雰囲気が酷似しているのはその為。
しかし全てが順調とはいかず、ブラックボックスであるフェイズシフト装甲の盗用に失敗し、装甲は柔軟性・機動性を重視した発泡金属へと変わっている。これにより、攻撃を受けることを前提としていない軽装は搭乗者の技量次第で人間に近い動きの再現が可能となる。
だが欠点もやはり装甲なのだ。軽量である反面、実体弾、ビームの耐性が無いに等しい。
「プロトアストレイ」は下記の5機が製作された。
先行してロールアウトした3機に加えて、パーツの段階で行方不明になっていた2機が存在する。
この2機は第1作目では登場せず、第5シリーズ「FRAME ASTRAYS」、第6シリーズ「VS ASTRAY」で公開された。
なおグリーンフレームはゲリラのトロヤ・ノワレに引き渡され密林での使用の際に塗装、ミラージュフレームはライブラリアンによって大幅な改造が施されており、それぞれ元の機体は不明となっている。
(※原案の段階では少なくとも5機のアストレイとグリーンフレームは確認されていた)
これらは後に機体によって様々な魔改造が施されていく。(特に赤とミラージュ)
本稿ではR、小説版、MSV、本編のキャラも記述する。
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ジャンク屋
オーブ連合首長国
オーブ・第3軍
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サーペントテール
ザフト・連合軍
その他
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<ASTRAYシリーズ時系列順>(※一部被っている物あり)
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最終更新:2025/12/11(木) 22:00
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