空気輸送とは、電車やバスなどで乗車率が著しく低い様子を表す俗語である。
比較的需要の少ない地方路線だと編成当たり数人の乗客しかいないことはよくあり、これを車内の空気を「輸送」しているという意味で空気輸送という。
こういった車両は回送として走らせていることもあるため乗車率の高い他の車両より両数が多いことは珍しくない。
また、地方路線においては時間帯や終着駅によって乗車率は著しく変わるためある便が空気輸送だからといって他の便もすいていると判断するのは危険である。また同様の理由で、グリーン車や都市部の有料特急などでラッシュ時や行楽期・帰省時だけ乗車率が高いなど、一見空気輸送に見えても全ての便・全ての運転区間を合計して平均すれば採算が取れている路線や列車も少なくない。乗客の増減に応じて編成を増減する方が手間がかかる・逆にコストがかかる等の理由があるためで、最も混雑する時期・時間帯の利用客数に合わせた車両数を連結して終日運転しているため、日中や閑散時はいつ見てもガラガラ…という現象が起きるのである。このような理由から、過度に偏見を持つのもいささか問題がある。
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最終更新:2024/05/06(月) 05:00
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