笠岡市

笠岡市とは、岡山県にある市の一つである。

概要

岡山県の南西部に位置し、瀬戸内海に面する港町である。人口は5万人余り。

瀬戸内海には花崗岩の生産地である北木島や、独特の盆踊りが有名な白石島など大小31の島からなる笠岡諸島が浮かぶ。

沿岸部は「生きた化石」とも称されるカブトガニの生息地として有名である。干拓事業によってその住処の多くは開発されてしまったが、現在も繁殖に向けての活動が行われている。なお、市内には世界で唯一の「カブトガニ博物館」がつくられたほか、博物館の敷地内には恐竜や古生物の本格的なオブジェがある「恐竜公園」も併設されている。

西は広島県の第二都市である福山市に隣接している。福山市には企業や工場、商業施設などが集積しているため、通勤通学やショッピングで越境する笠岡市民は多い。

交通

鉄道

• 山陽本線（JR西日本） : 笠岡駅
• 山陽新幹線（JR西日本） : 市の中北部を通過する。

道路

主な道路

• 山陽自動車道（NEXCO西日本） : （西） 篠坂PA - 笠岡IC （東）
• 国道2号 : 現道のほか、笠岡バイパスの一部区間が側道のみ供用されている。

路線バス

• 井笠バスカンパニー : 笠岡駅前発着の路線が複数あり、市内各地や井原・矢掛・福山などを結ぶ。
• 中国バス : 笠岡市および周辺市町と大阪を結ぶ高速バス「カブトガニ号」が運航されている。

航路

• 本土と笠岡諸島結ぶフェリーや海上タクシーなどが運航されている。笠岡諸島を参照のこと。

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関連項目

• 岡山県
• 日本の市町村の一覧
• 笠岡諸島
  • 北木島
• 笠岡駅