茨城県

茨城県［いばらきけん］とは、北関東とも南東北とも言いがたい微妙な位置にある関東地方にある県である。

県花は「バラ」、県木は「ウメ」、県鳥は「ひばり」、県魚は「ひらめ」

茨城県あるある

イバラギじゃない！！イバラ「キ」だ！！といわれてもねぇ・・・・

ざっくりと概要を。

• チバラギという蔑称と共に千葉県とセットにされることを嫌がっているが、群馬県・栃木県と共に「北関東」と括られるともっと嫌らしい。南東北と言ったヤツ、ちょっと表に出ろ。
• 北関東ではＮｏ．１だと自負している。
• 代表的方言として、 「～だっぺよ」「そうけぇ」「あおなじみ」「ごじゃっぺ」。語尾が尻上がって、「い」と「え」の発音が一緒になり、「か行」が「が行」になる。（例：だから、人生いろいろだよ ⇒ だがらぁ↑、人生えろえろだっぺよぉ↑）
• 「いばらき」でも「いばら『ぎ』」でも、ちゃんとPCは「茨城」と変換する。
• 「県民の歌」「県民体操」なるものがある。 小中学生時代にテストを経験した人も多いはず。
• 夏場の海水浴場の駐車場が、海のない県の中の人（群馬・栃木）の車に占拠される。
• 何かにつけて珍走団の巣窟のような扱いを受ける。でも実際に茨城県内で単車30台、OBの自動車10台の編成を見てしまった俺はそのイメージをぬぐえないと思う。
• 車の改造費は日本一らしい。
• DQN多めに思われがちだが、実は日本一先進的な研究を行ったりしている。
• 県南地区は都内に通勤している「茨城都民」が多く、茨城弁もあまり見かけなくなっている。千葉都民、埼玉都民のみなさん、よろしくね。
• 筑波山は昼と夜とでは表情が違う。ガマの油が名産。筑波山に雲がかかると雨が降るといったおばあちゃんの知恵袋がある。
• 初期のMAXコーヒー分布地に当たる。
• 実は日本初のホームページは茨城県のPCから世界に公開された →?ここ
• 関東で唯一民放テレビ局がないが、AMラジオ放送局がある。それも独立系。2001年にNRN系になりました。
• でも「おはよう茨城」はフジテレビ（）で放送されていたりする。
• 日本一長い文字数の市名が2つ、日本一長い読みの駅、日本一長い名前のバス停がある。
• 百里基地改め茨城空港。知事が提案した空港の愛称は、「トウキョウメトロポリタン・イバラキエアポート」( ﾟдﾟ)・・・。
• 全国有数の自民党王国・・・、だったんだけど、、2009年の衆院選で大敗（6議席→1議席）。さすがオセロ発祥の地。一夜にしてひっくり返った。
• 小中学校の給食に納豆が出たり、うまい棒納豆味＠限定品が売っていたり、納豆早食い世界大会（水戸市）を開催したりと納豆ネタが豊富。納豆キティもある。（サンリオなら仕方ない）
• 以外と農業王国だったりもする。白菜、梨、米、メロン、畜産など全国上位。
• ブランド総合研究所が行っている「地域ブランド調査」の都道府県ランキング。2009年・2010年に続いて2011年も最下位となり、三連覇達成＼(^o^)／。ちなみに佐賀県も3年連続の46位。おめでとうございます。→ソース
• 県のマーク、県章のモチーフはバラのつぼみ。決してニョロモではない、決して。
• けなされてもネタにされても自虐に走っても、なんだかんだいってもみんな大好き茨城県。

茨城県の都市

県央地域

• 水戸市：県庁所在地。水戸徳川家（徳川御三家）。偕楽園（日本三大庭園）。光圀公始まる以前から変な人が多すぎてぜんぜん将軍を輩出できなかった。最後の一橋慶喜でやっと出したら尊皇攘夷。 桜田門外の変からアレだった彦根市（井伊家）は、今は親善都市です。
• 笠間市：東茨城郡岩間町、西茨城郡友部町、旧笠間市が合併。陶芸（笠間焼き）と笠間稲荷で知名度が高い。
• 小美玉市：「小 」川町+「美」野里町+「玉」里村。航空自衛隊百里基地 （と茨城空港）があります。他、「おかめ納豆」のお膝元なんです。
• 東茨城郡大洗町：大洗水族館と大洗港のフェリー（室蘭・苫小牧方面）と大洗海水浴場と大洗磯前神社。
• 東茨城郡茨城町：運転免許センターがあるけど、最寄りの水戸駅からバスで30分。免許を取りに行くのに免許が必要な件について。なぜあんなところに作ったし。
• 東茨城郡城里町：東茨城郡常北町・桂村と西茨城郡七会村が合併して出来た町。もう一歩のところで市になれなかった。自然豊かな町。

県北地域

• 日立市：県北の盟主。日立製作所（日製）発祥の地。市の雇用のとんでもない比率を日製関係者が占める。パンポンが市技。 動物園もあります（かみね公園）。
• 北茨城市：すぐ隣が福島県いわき市のためか、自分を茨城県民と意識している人が少ない。でも市民のアイデンティティはアンコウ。アンコウ鍋をあんこ鍋と言うのがデフォ。
• 高萩市：昔は製紙工場で潤っていたが、工場が無くなってからは衰退。それでも木材加工業が主産業。
• ひたちなか市：日製の城下町。漁港もあり農地もある。ロッキンジャパン・フェスティバルの会場（国営ひたち海浜公園）もある。テツなら勝田車両センター（JR東日本）と中根駅（ひたちなか海浜鉄道の秘境駅）。
• 常陸太田市：茨城県で一番面積が広い市。 個人的には蕎麦が旨い。でも広すぎ。車がないと涙目。
• 常陸大宮市：平成の大合併で5町村が集まってできた市。面積は県内第二位、というか太田・大宮の二市を合わせると県の面積の1/10以上になる。スカパーJSAT（旧JSAT）の大型通信衛星「スーパーバード」の管制局がある。
• 那珂市：後述の東海村と並んで、核融合炉（実験炉）があります。
• 久慈郡大子町：日本三大名瀑のひとつ「袋田の滝」がある。お越しの際は、車か水郡線でどうぞ。
• 那珂郡東海村：チェレンコフ光で輝く原子力関連企業で潤っていて、日本で3番目に人口の多い村。俗に言う平成の大合併の中、周辺の自治体と合併を拒んだ理由もそれ。 あ、東海原発は、日本原子力発電（not東電）です。

鹿行地域　

（Q：上記の読み方を答えよ。っていうか普通は読めないよなあ。　A：「ろっこう」地域）　

• 鹿嶋市：茨城のサッカータウン。アントラーズの本拠地。佐賀県鹿島市との兼ね合いで「鹿島町」→「鹿島市」とできなかった。でも、行政から離れると、普通に「鹿島」が使われている。鹿島アントラーズ、住友金属鹿島製鉄所とか。都内から行くときは、東京駅八重洲南口から高速バスを使うことを推奨します。鉄道だと遅いか高い（あやめ号）。JR東ェ...
• 鉾田市：メロンの出荷高・生産高ともに日本一。
• 神栖市：実は鹿島臨海工業地域の中心（鹿嶋市ではない）。Yの字の掘込式人工港が特徴。
• 行方市：これも読める？当然、「ゆくえ」 市ではありません。→正解「なめがた」市
• 潮来市：初見ではまず読めなかろう。→正解は「いたこ」市。あやめと水郷のまち。潮来花嫁さんは舟で行く～♪

県南地域

• つくば市：研究所と大学の町。県南の子供は遠足で筑波山に登るのが定番中の定番。つくば万博（科学万博つくば85'）のグッズが家に残っている人どれくらいいる？。ご当地ナンバー「つくば」もあるよ。長らく陸の孤島だったが、つくばエクスプレス（TX）が開通して都心が近くなりました。よかったよかった。
• 土浦市：県南の盟主。霞ヶ浦への港町。ある意味軍都。霞ヶ浦の研究所でファンネル作ってます。それにピンク街が濃い。あとレンコン臭い。上野発の常磐線普通列車は、ここから先15両→10両編成となります。
• 石岡市:はるか昔、常陸国の国府が置かれていた。秋のお祭り(常陸国総社宮例大祭)はなぜかいつも雨に降られる。最近は超自然的存在の美しい乙女が静かなブームだって。
• かすみがうら市：つくばみらい市と並んで、表記上の字数が日本一長い市。くびれが凄い。
• つくばみらい市：平成18年に旧伊奈町、旧谷和原村が市町村合併してできた新しい街。
• 稲敷市：欽ちゃんが創設した茨城ゴールデンゴールズの本拠地。あと、ネスレ日本の登記上の本店所在地。
• 守谷市：TXと関東鉄道常総線が交わる県境の市。旧北相馬郡の盟主の座を取手市と争う。TX開通に伴う発展が著しく、東洋経済新報「全都市住みよさランキング2008」で1位に輝きました。おめでとうございます。
• 取手市（とりでし）：“とって”ではない。守谷市のライバル（？）。取手駅は関東鉄道常総線の始発駅で、JR常磐線快速列車の終点。テツ的には取手-藤代間のデッドセクションが有名か。取手駅周辺のデパートがほぼ壊滅状態になるなど、ここ最近は隣の守谷に押され気味。取手競輪場は有名っちゃ有名だけど、渋滞が酷くなるしなぁ・・・・・・。
• 牛久市：（元）世界一デカイ大仏様を拝んだら、ワインでもいかが？
• 龍ケ崎市：常磐線を拒否した結果が関東鉄道竜ヶ崎線だよ。「竜」ヶ崎市ではないが、施設名だと「竜」が多く、あまり区別されていない。手紙にそう書いても届くし。ちなみに仙台伊達藩の飛び地だった。
• 稲敷郡美浦村：お馬さんのトレーニングセンターがあります(ﾟДﾟ)ｳﾏｰ
• 稲敷郡阿見町：終戦までは海軍航空隊（予科練）が設置されていた。累計で24万人が学び、1万8千人余が戦場に散った。戦後、航空隊の跡地は茨城大学農学部キャンパスとなり、多くの若者が学んでいる。これも何かの縁か。
• 稲敷郡河内町：利根川に隣接する。龍ヶ崎飛行場（龍ケ崎市に隣接）、大利根飛行場がある。

県西地域

• 古河市（こがし）：もっとも茨城らしくない茨城の町。東北本線（宇都宮線）と国道4号の影響力は絶大。ちなみに茨城県内唯一の東北本線（宇都宮線）の駅がある。茨城人としてのプライドも訛りも薄く、県民の歌は歌えない人が多い。埼玉県に入ってもいいんじゃないかと思う。
• 筑西市（ちくせいし）：鉄道３本、国道２本と交通の要だが影が薄い。担ぎ神輿の総重量が約２ｔで、とにかくデカイ。合併時、あやうく「しあわせ市」というとんでもない名前になるところだった。あぶなかったね。
• 桜川市：筑西と笠間にはさまれていまいち発展しない。最近インターチェンジができたが、まわりには田んぼしかない。間違いなく県内有数の不良王国。
• 下妻市 （しもつまし）：シモンちゃんと下妻物語で有名な都市。グランツーリスモやレースゲームでお馴染み「つくばサーキット」があるのもここ。
• 結城市：結城つむぎ。結城秀康が来たり、水野忠邦の墓があったりと、歴史都市として玄人好み。50号バイパスは、連なる店のすぐ裏がもう畑という、いかにも新興商業地区な風情を見せる。
• 坂東市：岩井市・猿島郡猿島町が新設合併して出来た。平将門終焉の地。土地が広いけど交通は不便、最寄り駅？何それ、おいしいの？（東武野田線の愛宕（隣の千葉県）かなぁ）
• 常総市：映画のロケ地（e.g.「着信アリ」「俺は、君のためにこそ死にいく」）であったり、日系人ブラジル人が多い関係でブラジル銀行茨城出張所があったりする。常総市を走る国道294号はもはや高速道路。
• 猿島郡五霞町：茨城県で一番人口の少ない自治体。MAXコーヒーの利根ソフトドリンクの工場がある。利根川の南に位置するという地理的特性上、その昔、茨城県から脱退するといった噂がたった。
• 猿島郡境町：小学校5年生あたりで行われる「宿泊学習」のメッカ、さしま少年自然の家がある。平成の大合併が巻き起こる中、住民投票で合併を阻止し単独行政を営む孤高の町。
• 結城郡八千代町：”結城郡”なのに石下町、千代川村が次々と合併してしまい、さらに結城or水海道との合併も頓挫しひとりぼっち。「やちよ乃湯」という温泉が沸いており、レクリエーション施設が結構多い。暴走族珍走団が有名であったのは黒歴史。

簡略地図

					大子		北茨城
						常陸太田	高萩
					常陸大宮
							日立
					城里	那珂	東海
					笠間	水戸	ひたちなか
				桜川
			筑西		石岡	茨城	大洗
		結城		つくば		小美玉	鉾田
古河		八千代	下妻		かすみがうら
五霞	境	坂東	常総		土浦	行方		鹿嶋
					阿見	美浦	潮来
				つくばみら い	牛久	稲敷		神栖
			守谷	取手	龍ケ崎
					利根	河内

※表示の都合上複数セルにわたってしまい、少し分かりにくいところのみ着色してあります。
※群馬県リスペクト。お許し下さい！
※この地図で隣接していても実際は隣接していない場合やその逆もあります。実際の地図はこちらへ。
　 特に霞ヶ浦近辺のわやくちゃしたあたりはだいぶアバウトです。あくまで簡略です。

茨城県出身の著名人

• 磯山さやか［タレント］
• 飯島真理[シンガーソングライター]［声優］
• 海老原英人［声優］
• 片岡弘鳳[俳優][声優]
• 神谷浩史［声優］
• 川尻達也［格闘家（総合格闘技）］
• 稀勢の里［スポーツ選手（相撲）］
• 黒澤元治［評論家（自動車）］
• 神戸拓光［スポーツ選手（野球）］
• 小室みつ子[作詞家][ガレージ系歌姫]
• 坂口博信［ゲームクリエイター　FFのヒゲ］
• 桜井"マッハ"速人［格闘家（総合格闘技）］
• デーブ大久保（大久保博元）［元プロ野球選手］
• 佐竹義重［戦国大名］
• 滝下毅［声優］
• 鉄炮塚葉子［声優］
• 飛田展男［声優］
• 永作博美[女優]
• 中島愛［声優］
• 長塚智広［スポーツ選手（競輪／自転車競技）］
• 中村義洋[映画監督（「ほんとにあった! 呪いのビデオ」のナレーションで有名、とでも言うのだろうか……。）]
• 葉梨康弘［政治家］
• 前野智昭［声優］
• 皆川純子［声優］
• ヤマグチノボル［ライトノベル作家］［ゲームシナリオライター］
• 渡辺直人［スポーツ選手（野球）］
• 滝善充［ミュージシャン］

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茨城県の関連項目・コミュニティ

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