衛宮切嗣とは、『Fate/stay night』のシリーズに登場する人物である。
声:小山力也
冬木を襲った未曾有の大災害で、幼い士郎を救った人物。
彼を養子として迎えると、自らが魔術師であること、かつて正義の味方を目指していたことを明かし、彼の魔術の師となり、また彼の憧れともなる。
そうして士郎やよく遊びに来ていた藤村大河と穏やかな日々を過ごし、そして士郎に自らの夢を託してこの世を去った。
その素性は、大災害の大本の原因である第4次聖杯戦争にて、セイバーのマスターとして参加していた魔術師。そしてその妻はイリヤの母親であるアイリスフィール・フォン・アインツベルン。また、言峰綺礼とはこのときからの因縁である。
当時の彼の行動方針はおよそ魔術という枠組みからも逸脱しているものであり、勝利のためには手段を選ばない。このため騎士道を重んじるセイバーとは決定的に反りが合わないどころか、彼女を単なる道具として見なしていた(もっとも、切嗣も自分自身を道具として見なしている節はあるが)。
しかし本来は家族思いであり、心優しい人物。彼が正義の味方となってしまったのも、幼少期に故郷が壊滅してしまったというトラウマによるもの。そのため、戦いというものを激しく憎んでおり(前述のセイバーとの相性の悪さも彼女が戦いを肯定する英雄という存在であるため)、これを根絶するべく最後の望みとして聖杯に恒久の平和の願いを託している。
しかし、冬木の聖杯はこの世全ての悪に冒されてしまっており、絶望してしまった彼はセイバーに令呪で命じて聖杯を破壊。それからは聖杯戦争が二度と勃発しないための措置を施した(だが、第5次聖杯戦争が彼の予想以上に早く開催されてしまったことは皮肉である)。
彼が死去してしまったのも、この世全ての悪によって体が汚染されてしまい、それによって衰弱してしまったからである。
余談だが、幼少期の彼を演じたのは入野自由。初恋の少女であるシャーレイを高垣彩陽、父である衛宮矩賢を千葉一伸、彼の師である女性魔術師ナタリア・カミンスキーを渡辺明乃が演じた。
・・・・あれ?この配役、どこかで見覚えがあるような・・・・
→ もしかして
Phantom -PHANTOM OF INFERNO-
確実な勝利を得るために、破壊工作などを得手としており、その行いは非道や外道という言葉が似つかわしい。そんなキリングマシーンの如き彼は魔術師殺しと呼ばれている。
また、魔術師が忌み嫌っている重火器を彼は平然として扱っている。中でも、トンプソン・コンテンダーを魔術礼装として扱っており、それを用いた切り札である魔弾・起源弾は被弾した相手に不可逆の破壊をもたらす。これによる破壊は魔術回路にすら及び、またそれは修復不可能なほどである。
魔術師としての彼の能力として、自身の時間の流れを加速・減速させることでその身体能力を高める固有時制御を操る。とりあえずわからない人で、かつ仮面ライダーが好きな人ならばクロックアップとかいえば大体伝わる。
一応、言峰の戦いは必見である。つーかお前ら人間じゃねえ。
このように、多を救うために少を切り捨てる彼の正義の味方の在り方は、まさしく半英雄といえるものである。しかし正義の味方としての格は、英霊エミヤのほうが遥かに勝っているらしい。
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最終更新:2025/12/06(土) 21:00
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