©しげの秀一/講談社
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頭文字Dとは、1995年から講談社の「週刊ヤングマガジン」で連載中の、しげの秀一原作による車漫画、
およびこの作品を原作としたアニメや映画、レースゲームなどを指す。
(ちなみに、しげの氏はバリ伝の通称で知られるバイク漫画「バリバリ伝説」の作者でもある)
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初期は群馬県の上毛三山(榛名山(作中では秋名山)、妙義山、赤城山)や碓氷峠、いろは坂(第一いろは坂)等を舞台に、主人公である藤原拓海が、父親で藤原とうふ店店主の藤原文太の愛車「トヨタ・スプリンタートレノ」(AE86型、愛称ハチロク)を駆り、強力なライバル達を相手に峠バトルを繰り広げるといった内容が主である(勿論青春モノの内容も含んでいる)。
後半では登場人物である高橋涼介率いるプロジェクトDの活動が主な内容で、関東の峠を舞台に更に強力なライバルとのバトルの中で拓海と涼介の弟・高橋啓介の成長などをテーマとして現在も連載中で、単行本は2012年1月現在44巻まで発行されている。
頭文字Dのヒットにより、一般層にもハチロクの愛称が知れ渡り、当時ハチロク=レビンと言った印象を一変させただけでなく、1983年発売の車にもかかわらず中古市場でのハチロクトレノの需要が急増し市場価格が跳ね上がる現象が発生した。その反面、内容に感化されて実際にドリフトなどの暴走行為を行ない、最悪民家や店舗に突っ込む事故等の問題も発生し、舞台となった峠道では実際にセンターポールの設置等の対策に追われた。
数多くのメディアミックスも行なわれており、現在までにアニメ放送(First、Secondはフジテレビ系列、FourthはスカイパーフェクTV!のPPV放送)やOVAや映画(Third Stage:2001年)、実写香港映画(2005年):アンドリュー・ラウ、アラン・マック監督)、アーケードゲーム(Arcade Stage1~6)、家庭用ゲームなど多岐に渡る。
アニメ・ゲーム共に使用されているユーロビートはバトルシーンの躍動感をより盛り上げる効果を生み出し、新規リスナーを開拓するなど繋がりが未だに強い。さらにアニメ・ゲーム等のOP・EDおよび挿入曲を担当するエイベックス所属のm.o.v.eの存在も強いものであり、m.o.v.e無くして頭文字Dは語れないと言われるほど定着してきている。
2005年9月リリースの「FREAKY PLANET」から4ヶ月連続でリリースされたシングルのMVでは、藤原とうふ店と書いてあるハチロクトレノが実車で出てきたり、逆にメンバーがアニメの中に飛び込んだりもした。
あまりの人気からか頭文字Dをパロディとして取り込んだ作品も数多くある。
(例:アニメ「らき☆すた」第6話でスバル・ヴィヴィオRX-Rとマツダ・RX-7(FD3Sの6型)がガチンコバトルするチョメチョメD、車を電車(主に関西私鉄)に置き換えた電車でD等)
ArcadeStageシリーズのプレイ動画を筆頭に、メディアミックスが多いせいかアニメ本編やユーロビート集、別のゲームで頭文字Dを再現した物、バトルの舞台となった峠を実際に走ってみた様子などジャンルが多岐にわたっていたが、権利者削除をされる動画が多くなった。
(2011年3月に、エイベックスが原盤や版権などを管理している楽曲をニコニコで合法的に流せるようになってからは、削除頻度も落ち着いたもよう)
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最終更新:2025/12/12(金) 08:00
最終更新:2025/12/12(金) 07:00
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