麒麟がくるとは、2020年1月19日から放送中の、第59作目の大河ドラマである。
1991年に放送された大河ドラマ「太平記」の脚本を務めた池端俊策がメインライターを担当する、原作の無いドラマ書き下ろしの作品で、明智光秀を主人公とした大河ドラマ。主演は長谷川博己。
大河ドラマの原点に戻る「一大叙事詩」を銘打ち、謎に包まれた明智光秀の前半生にもスポットライトをあて、戦国時代の転換点である本能寺の変へと向かっていくものとなるようだ。タイトルの麒麟には、16世紀の混迷の中における仁徳の王の化身の意味合いが込められており、果たして麒麟を指すのは誰のことなのか?というのも、本作の見所の一つとなっている。
また、作風は伝統的な王道の大河ドラマである一方、時代考証の面においては最新の研究動向も取り入れており、父子二代で国盗りを成し遂げた斎藤道三、保守的で中世的な織田信長、権謀術数にたけた足利義昭といった面にもスポットライトを当てる一方、明智光秀のスタート地点は従来通りの美濃斎藤家家臣であるように、ある程度折衷的なものになっている。
なお、帰蝶(濃姫)役は当初沢尻エリカが予定されていたが、2019年11月16日に発覚した薬物問題によって降板し、5日後の11月21日に代役として川口春奈が選ばれ、初回分から撮影が撮り直されている。
上記の不祥事に加え、本来2020年夏に開催される予定だった2020年東京オリンピック、パラリンピックの大会放映に伴う計5週分の放送休止分の放映話数の短縮もあり、現時点では全44話の予定で放送されている。
そんな中新型コロナウイルスの影響により撮影が中止に追い込まれた為6月から8月まで放送が休止。上記の東京オリンピックが1年後に延期により生じた放送分をもってしても足りないことから話数短縮も危惧されたが、当初の予定通り全44話での放送となる。
余談だが、各話のサブタイトルはウルトラセブンのパロディになっているものが多く、ネットでも評判となっている。
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最終更新:2025/12/10(水) 17:00
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