「黒うさP」とは、VOCALOID『初音ミク』『鏡音リン・レン』『KAITO』『MEIKO』を用いてカバー・オリジナル楽曲を制作するVOCALOIDプロデューサーである。
また同人作家WhiteFlameの「しゃな」として作詞曲・編曲を担当している。
→VOCALOIDのプロデューサの一覧
→カンタレラ
WhiteFlameの「しゃな」としての投稿は、2008年2月1日の『カンタレラ』。Vo.は「めらみぽっぷ」名義の「あめこ」が担当している。ニコニコ進出以前にもPCゲーム『時流』の音楽担当など、精力的に音楽活動に携わってきた。
黒うさPとして初音ミクを起用しての、確認できる最古の投稿は同月4日の『Cyclone』(制作曲の項)。この曲は同月12日に、鏡音レンを加えた改訂版が投稿されている。90年代中ごろ風の曲調に支持者も多い。
2月9日にはワルツ『はなむけ』を発表。硬派なアニメの主題歌をイメージしたという。またピアプロ上で巡りあった「ayatori」氏の『行こう』という絵に触発されたともいう。
なお、この絵は涼風涼雨氏の曲にも採用されている。
新規ファンを大きく増やしたのは、和風の恋愛歌『白雪~sirayuki~』と、『カンタレラC.K.style』の発表によるところが大きいだろう。特に『カンタレラ~』は、初版がKAITOの声がオケに負け気味であったため、熱心なファンによる改善要求が多く、数日後に改訂版(制作曲の項)が投稿されている。
現在では、ただ単に『カンタレラ』といった場合KAITO・ミクの改訂版を指す。また後発のVOCALOID-PVや、歌ってみたなどの二次創作が大変多く、「カンタレラ歌い手リンク」「カンタレラPVリンク」など、この曲専用のタグが貼られ、機能している。
KAITO・ミク版の『カンタレラ』以降、Pのオリジナル曲は5桁の視聴数を割ることが無く、ニコニコ動画を発表の舞台にするVOCALOIDプロデューサーの中でも、屈指のヒットメーカーとなる。
『DTMマガジン』2008年7月号にはインタビュー記事が掲載されている。
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最終更新:2025/12/15(月) 08:00
最終更新:2025/12/15(月) 07:00
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