世界が終わる、ゴジラが目覚める。
The World Ends, Godzilla Begins.
「GODZILLA ゴジラ」とは、ゴジラ生誕60周年記念作品であり、ハリウッドによるゴジラシリーズのリブートである。
アメリカでは2014年5月16日公開、日本では7月25日公開予定となっている。
レジェンダリー・ピクチャーズ提供・製作、ワーナー・ブラザーズ映画作品。総製作費1億6000万ドル。
1998年のローランド・エメリッヒ版以来2作目となるハリウッド製ゴジラだが、エメリッヒ版との設定の繋がり等は一切無い。監督は超低予算SF映画「モンスターズ/地球外生命体」で一躍脚光を浴びたイギリスの新鋭ギャレス・エドワーズ。監督はゴジラマニアであることを自負しており、本作は日本のゴジラ映画や様々な怪獣・モンスター映画へのオマージュを散りばめた作品となっている。
アメリカでの初日の興行収入は3850万ドル(約39億円)を記録。5月時点で最大のヒット作であった「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の初日興行成績を追い抜く好スタートを切った。
※ネタバレ注意!!
1999年、フィリピンの炭鉱で巨大な生物の骨の化石が発見される。その化石には卵の殻のようなものが寄生するように付着しており、そこから「何か」が誕生し海へと這い出た痕跡があった。
同じ年、日本の雀路羅(じゃんじら)市にある原子力発電所に勤務するブロディ夫妻は、こちらへ徐々に近づきつつある謎の振動と電磁波を探知する。その振動によって炉心が異常をきたした為、妻・サンドラは原子炉の調査へと向かうが、奇妙な鳴き声と共に大きな揺れに襲われる。
※ネタバレ注意!!!
全高:350ft(約108m)
地上が今よりも濃い放射能で満ち溢れ様々な巨大怪獣が跋扈していた古生代ペルム紀(約2億7000万年前)、その生態系の頂点に君臨していた「王」たる種族の末裔。
核攻撃にも耐えられるほどの強靭な肉体を持ち、体内には原子炉のような器官を持つ。
本作のゴジラは善悪を超越した存在として描かれている。劇中ではひたすら敵怪獣であるムートー(後述)を狩るため執拗に追跡するが、動物的な本能で動くムートーとは違い、ゴジラはどういう意図で行動しているのかといった理由がはっきりとは示されず(あくまで抽象的な憶測で語られるのみ)、今まで以上に「人知を超えた者」らしさが強調されている。
シルエットは平成VSシリーズのそれに似ているが、頭は若干小さく首が室伏選手ばりにガッチリしている。正面から見るとちょっと可愛らしい。全体的にはクマを、目の周辺は鷹などの猛禽をモデルにしている。
その巨躯ゆえ、上陸するだけで高波を引き起こし、街を歩くだけでビルが勝手に倒壊する。
まさに生きた自然災害である。
全高:???ft
M.U.T.O.(Massive Unidentified Terrestrial Organism: 未確認大型陸生生命体)
ゴジラと同様、ペルム紀に存在していた長い四肢を持った昆虫のような怪獣。赤く怪しく光る眼が特徴的。
細胞の一つ一つが独立した生命を持つ群体生物(前日譚アメコミの設定)で、放射能を餌としている。
雀路羅原発を襲撃した張本人であり、主人公フォードにとっては憎き親の仇である。
オスとメスのつがいで登場し、ある目的のためにアメリカに上陸する。ゴジラはその目的を阻止するためにムートーを追うが、決戦の地サンフランシスコでゴジラはこのムートー夫妻のコンビネーション攻撃に苦戦を強いられることとなる。
無機質な見た目とは裏腹に感情表現は意外と豊かで、思わずリア充爆発しろと言いたくなるほどのイチャイチャぶりを披露してくれる(らしい)。
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最終更新:2025/12/21(日) 09:00
最終更新:2025/12/21(日) 09:00
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