Intelとは、世界有数の多国籍半導体メーカーであり、主にPC用CPUメーカーとして有名である。
イメージCMの「もしも○○にIntelが入っていたら」が有名。
ニコニコでは、上記CMの繋がりで「ある事柄に対して超人的な腕前を披露しているムービー」に付けられるタグになっている。
アメリカを本拠地とする多国籍企業で世界中に研究・開発・製造施設があるが、主要拠点の一つがイスラエルにあり、同国にとって最大の外資系企業になっていることから陰謀論的な思考の持ち主に非難されることがある。
現在の主力ブランド「Core 2」の中・下位製品「Core 2 Duo」のロゴ。ちなみに今年の秋に後継ブランドの上位製品「Core i7 900シリーズ」が発売される予定である(中位以下はブランド名未定、来年夏発売の見込み)。
PC黎明期はメモリーチップが主力であったが、当時勢いのあった日系メーカーに押されて早くに撤退し、替わって主力事業としたPC用CPU市場で長年にわたって業界トップの座を堅持している。殆どの大手メーカー製PCのCM冒頭に「Intel inside(インテル入ってる)」というキャッチコピーが挿入されている通り、大手メーカー製PCの大半に採用されている。
当初は「8086」など単純な型番だけの製品名であったが、商標権の問題から主力製品に固有名詞を付ける必要性が生じ、1993年発売の第5世代製品を「Pentium」とした。これがヒットしたことから第6世代に入っても「Pentium」の名前は受け継がれ、PRO・ⅱ・ⅲ・4・Dと続き、2006年半ばまでIntelの主力ブランドとして名を馳せた。
「Pentium4・D」においては、クロック当たりの計算効率をあえて下げるかわりにクロック数を上げやすくし、性能を上げるという設計を行った。しかしそれによる発熱増大への対策が甘く、2004年頃にPC用CPUとしての限界に近い発熱量に達して性能向上に行き詰まった。これによって、中庸的な設計を選択して成功したAMD社の「Athlon 64」シリーズの台頭を招いた。結果、さらにクロック数優先になる予定だった当初の次世代製品計画は破棄され、代わりにノートPC用に低発熱優先で「Pentiumⅲ」を改良していた「PentiumM」「Core」の系列をデスクトップ向けに拡張することになった。これが「Core 2」シリーズである。
「Core 2」は「Athlon 64」を上回る性能と「Pentium4・D」のおよそ半分という低発熱を併せ持ち、極めて高い評価を受けて新しいIntelの主力ブランドとなった。一方、「Pentium4・D」の失敗で「爆熱」という悪評が定着してしまったPentiumシリーズは主役の座を降り、現在では替わって主力となったCoreシリーズと廉価版ブランドとして定着しているCeleronシリーズの中間として存続している。
主なライバルはPC用CPU市場においてAMD、VIA。サーバー用CPU市場においてAMD、IBMなど。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/18(木) 10:00
最終更新:2025/12/18(木) 09:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。