Intelとは、世界有数の多国籍半導体メーカーであり、主にPC用CPUメーカーとして有名である。
イメージCMの「もしも○○にIntelが入っていたら」が有名。
ニコニコでは、上記CMの繋がりで「ある事柄に対して超人的な腕前を披露している人」に付けられるタグになっている。
アメリカを本拠地とする多国籍企業で世界中に研究・開発・製造施設があるが、主要拠点の一つがイスラエルにあり、同国にとって最大の外資系企業になっていることから反ユダヤ思考の持ち主に非難されることがある。
現在の主力ブランド「Core 2」の中位製品「Core 2 Duo」のロゴ。ちなみに今年の秋~冬には後継ブランドの上位製品「Core i7 900シリーズ」が発売され、原形を留めない程の改良を繰り返しながら10年以上続いた第6世代から第7世代への交代が遂に始まる予定である(中位以下はブランド名未定、来年後半発売の見込み)。
PC黎明期はメモリーチップが主力であったが、当時勢いのあった日系メーカーに押されて早くに撤退。代わって主力事業としたPC用CPU市場を「80x86」シリーズによって席巻し、後継ブランドである「Pentium」シリーズ、「Core」シリーズ等によって長年にわたり圧倒的業界トップの座を堅持している。殆どの大手メーカー製PCのCM冒頭に「Intel inside(インテル入ってる)」というキャッチコピーが挿入されている通り、大手メーカー製PCの大半に採用されている。
当初は「80386SX」など単純な型番だけの製品名であったが、商標権の問題から主力製品に固有名詞のブランド名を付ける必要性が生じ、1993年発売の第5世代製品をギリシャ語の「5番目」から取った「Pentium」と命名した。これが定着したことから第6世代に入っても「Pentium」の名前は受け継がれ、PRO・ⅱ・ⅲ・4・Dと改良が繰り返され、2006年半ばまでIntelの主力ブランドとして名を馳せた。
「Pentium4・D」では、「クロック当たりの計算効率が下がるがクロック数を非常に上げやすい」設計にして性能を上げるという改良を行った。しかし極端な高クロックによる発熱増大が設計時の予想を上回ってしまい、2004年頃にPC用CPUとしての限界に近い発熱量に達してそれ以上の改良に行き詰まった。これによって、クロック数より計算効率を重視した設計を選択して成功したAMD社の「Athlon 64」シリーズに消費電力当たりの性能で大敗する結果となった。結果、さらにクロック数優先になる予定だった当初の次世代計画は破棄され、代わりにノートPC用に低発熱優先で「Pentiumⅲ」を改良していた「PentiumM」「Core」の系列をデスクトップ向けに拡張することになった。これが「Core 2」シリーズである。
「Core 2」は「Athlon 64」を上回る性能と「Pentium4・D」のおよそ半分という低発熱を併せ持ち、極めて高い評価を受けて新しいIntelの主力ブランドとなった。一方、「Pentium4・D」の失敗で「爆熱」という悪評が定着してしまったPentiumシリーズは主役の座を降り、現在では替わって主力となったCoreシリーズと廉価版ブランドとして定着しているCeleronシリーズの中間として存続している。
主なライバルはPC用CPU市場においてAMD、VIA。サーバー用CPU市場においてAMD、IBMなど。
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最終更新:2025/12/13(土) 05:00
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