Yes!プリキュア5GoGo! 単語


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イエスプリキュアファイブゴーゴー

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Yes!プリキュア5GoGo!とは、2008年2月3日~2009年1月25日にかけて、毎週日曜朝8:30から放映された、プリキュアシリーズの5作目にあたるアニメ作品。

前作「Yes!プリキュア5」の世界観を継承した続編的作品となっている。

概要

前作の成功を受けて製作された。キャラクターを引き継いだ続編は、2011年現在、本作で最後になっている。
また、生みの親である鷲尾Pが担当した最後のTVシリーズでもある。また、歴代一登場する戦士が多い作品でもある。 

Maxheartとは異なり、敵組織が続投しない(続投したキャラはいる)、プリキュアのコスチュームデザイン・必殺技などを大幅チェンジ、いわゆるサザエさん時空突入など、以前よりも大胆な変更が加えられている。
一方で追加戦士・妖精の要素はMaxheartと同じく起用され、さらに作品を盛り上げることになった。
ちなみに本作がサザエさん時空に突入したのは、前作の五人のメンバーで継続していくための措置である。(こまちとかれんが卒業してしまうと物語が作りにくくなるなどの懸念もあってのことのようだ)

バトル面でもかなり強化が図られ、変身バンクは以前よりもそれぞれの個性を強調(黄色プリキュアのバンク優遇伝説は主にここから来ている)し、通常必殺から決め台詞をなくしたことでテンポのスムーズ化など……。
最大の強化要素はミルキィローズである。MaxHeartの支援タイプキャラのシャイニールミナスとは異なり、単騎で敵の幹部二人を制圧してしまう等、異様な強さを誇った戦士として登場している。
視聴者を飽きさせない要素をたくさん盛り込んでいる。さらに一度世界を救っていることからそれぞれのキャラクターにも余裕が生まれ、以前にも増してカオス回が増えたことも特徴の一つ。

商業面など

こうした要素を組み込みながらも、視聴率面ではシリーズの不況期を迎えていたこともあって大苦戦している。
前作同様に商業面では成功するも、マイナーチェンジということもあってやはり前作よりも反応は芳しくなかったようだ。
その証拠と言うべきかは微妙だが、本作の追加戦士であるミルキィローズは、その活躍もあって関連商品が馬鹿売れしていた。
この反省から、以降プロデューサーが変わったフレッシュプリキュア!以降は一年ずつ作品交代していく体制へ変わった。

また、「強い追加戦士は売れる」という事実は、後の作品の商品展開にも影響を与えている。

評価

視聴率を種にネガティブな意見を言う視聴者の声こそ聞かれるが、シリーズを通しての総合成績を見てみると、実はそれほど悪いわけではない。
前作を通して継続された、「どこか共感を持ってしまう敵役」は本作でも継続され、それぞれの敵にどこか愛着を持ててしまう性格設定は視聴者(大きなお友達)の共感を生んだものも多い。
中でも前作から継続登場したブンビーの人気は特に高く、今でも色褪せない輝きを保っている。
他、リーダーの側近の人気も高く、前作カワリーノは名前が本作でもちょくちょく出てきたり(ブンビーさんのトラウマ的な意味で)最終回でそっくりさんが登場したり、アナコンディはラジオ番組でゲストに呼ばれたりしていた。 

今回から作品と連動という形でスタートしたインターネットラジオ番組「CLUBココ&ナッツ」では、今まで不出気味だった作品製作の裏話や現場の苦労などが聞けるなど、ファンと制作側との貴重な交流の場となっていた。
親子でプリキュア見てますという人が意外に多かったことに驚いた聴取者が多かったのは記憶に新しいだろう。

プリキュアの5人の人気はもちろん、本作から登場した追加戦士ミルキィローズは女児層から特に絶大な人気を獲得している。
その秘密は上でも書いた強さにある。敵幹部二人を圧倒、怪物化した幹部を一人で撃破、五人がかりでも勝てない敵に一度は勝つ(劇場版)など、異例の戦闘力に設定されていた。
おかげで「誰が一番強そう?」という公式アンケートではぶっちぎりの一位を獲得した。
これほどの人気であれば3作目も………という話もまことしやかに囁かれていたが、プロデューサーがシリーズから勇退することを決めていたこともあり本作で5シリーズは幕を閉じた。

ファンは勿論のこと、出演者の多くはシリーズ終了を惜しんだ。中でも最後に全員で歌うキャラクターソングを撮った際、「卒業式みたいな空気を感じて」歌ってる時に号泣してしまった三瓶由布子の話は有名。
また、ネットラジオのパーソナリティを務めていたココ役の草尾毅も、丁度個人的に人生を変える出来事があり、それを番組中で報告したことも重なり、涙ながらに「この作品を愛しています」と締めた。

ストーリー

ナイトメアが消滅し、平和な日常を送っていたのぞみたち5人。 ある日、のぞみの元に一人の少年が現れ、謎の手紙を渡される。

『キュアローズガーデンで待っています…』手紙の主「フローラ」は不思議なメッセージを残して消えていった。手紙はローズパクトに変わり、突然そこに新 たな刺客が現れた!手紙を渡した少年は巨大な鳥のような姿になり、のぞみを乗せて飛び立ち、間一髪を逃れる。

新たな危機をココとナッツが再びのぞみたちの世界に駆けつけ、5人は新しい変身アイテム、キュアモで新たな プリキュアに変身!
 
5人は謎を解き明かすべく、キュアローズガーデンを目指す!

東映アニメーション公式サイト内より

主要なキャラクター

本作に登場するキャラクターのうち、ストーリーに深く関るキャラクターを一部抜粋する

  • 夢原のぞみ(キュアドリーム) CV:三瓶由布子
  • 夏木りん(キュアルージュ) CV:竹内順子
  • 春日野うらら(キュアレモネード) CV:伊瀬茉莉也
  • 秋元こまち(キュアミント) CV:永野愛
  • 水無月かれん(キュアアクア) CV:前田愛
  • ミルク/美々野くるみ(ミルキィローズ) CV:仙台エリ

上記6人の紹介については「プリキュア5」の項目を参照。

  • ココ/小々田コージ CV:草尾毅
  • ナッツ CV:入野自由
  • シロップ/甘井シロー CV:朴璐美
  • 館長(エターナル(財)) CV:千葉繁
  • ブンビー CV:高木渉
  • ムカーディア CV:置鮎龍太郎
  • アナコンディ CV:山像かおり
  • スコルプ CV:子安武人
  • フローラ  CV:皆口裕子
  • たむらけんじ CV:たむらけんじ(本シリーズから始まった本人役のゲスト声優として出演)

視聴率について

平均視聴率5.6%
最高視聴率7.5%
最低視聴率2.9% 

続いて放送された「Yes! プリキュア5Go!Go!」は全体に低調で終わる。
7月中旬までを概ね6%台で推移する。
しかし、それ以後、4 - 5%台で推移するようになり、2008 年7月27日放送分では3.9%、
2009年1月4日放送分では2.9%と 3%台を切る。その結果「Go!Go!」の
平均視聴率は前シリーズより0.9ポイント低い5.6%となった。
これは、同シリーズまでのプリキュアシリーズ最低の平均視聴率である。

wikipediaより抜粋

視聴率の低迷に関しては前作が伸び悩んだ煽りを受けたとも言われるが、ここ数年の各テレビ局の視聴率低迷問題などもあるため一概にはいえないだろう。

Yes!プリキュア5GOGO!で是非見ておきたい回

第4話 よくわからないが映画並みに動いたスコルプさんとプリキュアの戦闘。うららの演技はミュージカル級。
第9話 シリーズ屈指のギャグ回。何もしてないのにケーキ泥棒扱いされるブンビーさん。
第10話 最強戦士ミルキィローズ登場。敵幹部をたった一人で鎮圧するなど無双っぷりを発揮。ローズ最強説の元。
第14話 ローズの正体が明らかになる回。
第17話 救世主、たむらけんじ降臨。お笑い芸人をゲスト声優に配役させるのはこの年からである。
第27話 最後にプリキュア5のコスプレが見られるニッチな需要の回。りんちゃんさんファンにとっては特に必見回。
第36話 5シリーズの中でも一・二を争う、前後編に分かれたカオス回
第37話
第47話 映画版5よろしく、スーパー化により蝶の羽が生えての最終局面。バンクなし必殺技が登場する。
第48話 5シリーズ最終回。シリーズ恒例の熱いラストバトル。連続ラッシュと、ブンビーさんが見所。

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関連項目

  • アニメ作品一覧
  • プリキュア
  • Yes!プリキュア5(前作)
  • フレッシュプリキュア!(次回作)
  • Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪
  • プリキュアオールスターズ
  • プリキュアの一覧
  • CLUBココ&ナッツ(本番組連動のネットラジオ)
  • 東映アニメーション
  • バンダイナムコ

プリキュアシリーズ

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