それが権力!とは、権力である。それ以上でもそれ以下でもない。
それが概要!
2014年7月21日に発売された仮面ライダー鎧武「SGロックシード9 アーマードライダースペシャル」にラインナップされている「ブドウロックシード 呉島光実ボイスver.」に収録されているシークレットボイスの一部である。
正確には「それが権力!僕の求めていた力!」である。
このセリフが劇中にて発せられたのは第24話「新たな強敵 オーバーロード」である。
彼等が住んでいる世界はヘルヘイムの森という存在に侵略されつつあり、その侵略が完了するまでに10年。
そしてその侵略から生き延びることが出来るのは全世界で10億人・・・つまり現人口の7分の1のみ。
そんな世界救済計画を図らずも知り、そのために動き出した光実は久しぶりに会ったクラスメイトに対して、
「ねぇ、君は10年後の自分がどうなってるか想像できる?どんな運命を辿ってるのか。自分の力でどうにかなるとでも?フッ、わかるはずないよね。いいんだ。その方が幸せだよ。本当に大事なのはね、誰に与え、誰から奪うのか!それを決められる立場に立つことなんだ。」
と語り、その後にモノローグとして呟いたのが(それが権力。僕の求めていた、力・・・。)である。
いわゆる闇落ちセリフであり、呉島光実が変身する仮面ライダー龍玄は、序盤ではチームのみんなや町の平和のために戦っていた仮面ライダーであり、主人公・葛葉紘汰からも信頼を得ていた。
しかし、自分の思い通りに動いてくれない主人公やヒロイン、役立たずの実兄・貴虎への苛立ちが募り、ヤンデレとも言わんばかりの思想で行動を始めてしまい、ついには自分たちの敵・オーバーロードと手を組んで世界を自分の思い通りに再構成しようと暗躍しだした。
その頃にはすっかり葛葉紘汰やその他のアーマードライダーの敵に(なり、ブドウではなくメロンエナジーばかり使うように)なってしまい、ネット上では「黒ミッチ」とか「悪実(わるざね)」とか呼ばれていた。
その他にもこの頃の彼は「仲間ってのはね、僕の思い通りになる人のことなんだよ」とか、「希望っていうのはタチの悪い病気だ」とか、「黙ってろよクズ」とか、とても日曜朝8時に似つかわしいとは言えないセリフばかり吐いている。
詳しくは悪実の方にて。
余談だが、SGロックシード9の他のロックシードの収録音声は
1.変身 (例:変・・・身・・・!)
2.解錠音 (例:ドリアーン!)
3.変身音 (例:ドリアンアームズ!ミスターデンジャラス!)
4.セリフ① (例:さあ始めますわよ!破壊と暴力のパジェントを!)
5.会話 (例:「いいこと?クリスマスってのはね、パティシエにとって一年で一番忙しい時なの!」
「だったら仕事しろ!」)
6.セリフ② (例:アテクシこそが本当のプロフェッショナルよ!)
の計6つなのに対して、ブドウロックシードはシークレットボイスである 7.権力 に加えて、
1.変身 がきれいなパターンときたないパターンの2種類あるので、収録音声は計8つとちょっと豪華である。
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