ウォールオブフレッシュ(Wall of Flesh)とは、テラリアに登場するボスモンスターである。
概要
テラリアの地底世界に出現するボスモンスターであり、テラリアのノーマルモード(≠最初に選ぶ難易度)におけるラスボス的な存在であり、このボスを倒すとそのワールドがハードモードへと移行する。
ノーマルモードのラスボスというだけあって、ノーマルモードのその他のボスと比べると、強さや威圧感は尋常ではない。そして、地底世界という環境の悪さも相俟ってかなりの苦戦を強いられることになる。また、FF4のデモンズウォールのように徐々に迫ってくるのも厄介である。
もっとも、このボスを倒すと出現するハードモードでは、ザコ敵の攻撃力がかなり上がっているため、このボスを倒せないようでは話にならないといった一面もある上、ハードモードで召喚可能となるボスと比べれば、このウォールオブフレッシュはザコと言われても致し方ない程度の強さである。
なお、フレッシュはFlesh(肉)でありFresh(新鮮)ではない。
外見
ウォールオブフレッシュ、即ち肉の壁という言葉が示す通り、クトゥルフのめだまやクトゥルフののうみそに負けず劣らないグロテスクな外見である。メインとなるのは地底世界を縦に埋め尽くすほどの壁であり、その中央に口が、上下に目が1つずつ付いている。
大量の触手(ハングリー)を伸ばして攻撃してくる他、目からレーザーを放ってくることもある。また、リーチと呼ばれる触手を吐きだして攻撃する。
攻略法
まず、大前提としてノーマルモードで入手出来る最高クラスの装備品を揃えたい。地底世界のヘルストーンを用いて防具を作成した上で、なるべく強力な遠距離攻撃用の武器を作成したい。
また逃げながらの戦いになるので足場の整地をやっておきたい。特にアクションがあまり得意ではないプレイヤーは逃げながら背後に攻撃するというアクロバティックなことをするのはかなり難しいので、足場の整地をしておきたい。
その上でバフポーションを用いて目か口のどちらかを狙う。ハングリーは最初の余裕がある内になるべく倒しておくと楽である。
出現方法
ところで、このボス、強さはもちろんのことなのだが、出現方法が一風変わっており、地底世界でブードゥーデーモンというモンスターを倒すと入手出来る「ガイドのにんぎょう(PC版Guide Voodoo Doll)」を溶岩に投げ入れて、ガイドを即死させると出現する。
これについてはNPCであるガイド自身が「地底世界のボスを呼ぶ為には生け贄が必要であり、その生け贄は地底世界で見つかる」と述べているが、まさか自分自身が生け贄になるとは想像していなかっただろう。
とはいえ、ガイドというNPCは上級者になればなるほど存在意義が薄れていくNPCであり、ノーマルモードで地底世界へ到達出来るレベルのプレイヤーであれば、既に居ても居なくても変わらないくらいであるため、生け贄としては最適といえるかもしれない。
ガイドの死と共に現れるため、「ガイド=ウォールオブフレッシュではないのか?」と考えるプレイヤーもいるようであるが、上述のように生け贄という設定なのでイコールではないと思われる。
ちなみに「ガイドのにんぎょう」以外のにんぎょうは登場しない。モンスターにも嫌われているのだろうか?
Ver.1.2以降では「したてやのにんぎょう(Clothier Voodoo Doll)」が追加されたため、にんぎょうは唯一ではなくなった。ちなみに「したてやのにんぎょう」については、装備すると仕立て屋のNPCを攻撃可能となり、死亡させるとスケルトロンを召喚することが可能となっている。
生け贄としてガイドを即死させなければ出現しないため、既にガイドが死んでいた場合にはウォールオブフレッシュは出現しない。
地底世界はそこら中に溶岩が流れていることから、ブードゥーデーモンを倒す→人形を回収し損なう→溶岩に人形が落ちるという状況に追い込まれて、戦うつもりもなかったのにウォールオブフレッシュが出現してしまうケースも多いと思われる。
というよりも、プレイヤーの半数くらいはこのパターンでウォールオブフレッシュが出現し、何のことか分からないうちに倒されたのではなかろうか。
呼び出す際にはウォールオブフレッシュの目の前まで触手で引っ張られる。この時、変な場所で呼び出すとマグマの中を引っ張られたりして死亡する恐れがあるので注意が必要である。
関連商品
関連項目
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