概要
2011年にデビューしてから、南関東競馬を中心に活躍した競走馬。
名前が「Gカップ大好き」に見えることから話題を呼んだが、母の名前が「ジーカップマリー」であることから取っている。同馬の「ジーカップ(G-cup)」とは、「グレードレース(重賞競走)」の優勝杯のこと。つまり、GⅠとかGⅡとかGⅢの「G」である。重賞を取る名馬になれるように、との願いからつけられた…ということになっている…表向きには。
母は残念ながら未勝利のまま繁殖牝馬入りしたが、息子はダイスキなジーカップに囲まれる名馬になれるかどうかが注目された。実際には地方競馬入りしており、取れたとしても多くがJpn(ジー)カップだっただろう。
浦和の三歳選抜馬イで勝利したが、それ以外勝ち鞍はなく2014年には金沢に移籍。同年7月、馬体故障のため出走取り消しとなり、その後の行方は不明である。
通算31戦1勝。
血統表
ローエングリン 1999 栗毛 |
Singspiel 1992 鹿毛 |
In The Wings | Sadler's Wells |
High Hawk | |||
Glorious Song | Halo | ||
Ballade | |||
*カーリング 1992 黒鹿毛 |
Garde Royale | Mill Reef | |
Royal Way | |||
Corraleja | Carvin | ||
Darling Dale | |||
ジーカップマリー 2003 栗毛 FNo.8-f |
*バチアー 1997 鹿毛 |
Desert Style | Green Desert |
Organza | |||
Morning Welcome | Be My Guest | ||
Dawn Is Breaking | |||
ブロンズスター 1986 鹿毛 |
*ノーザンテースト | Northern Dancer | |
Lady Victoria | |||
ネイティブスター | Native Charger | ||
*シアンド |
クロス:Northern Dancer 4×5×5(12.50%)
- 父ローエングリンはG1にこそ届かなかったがG2を4勝、フランスのG1ムーラン・ド・ロンシャン賞を2着ほか安定した成績を残した。代表産駒にロゴタイプ(2012年朝日杯FS、2013年皐月賞、2016年安田記念)がいる。
- 母ジーカップマリーは3戦0勝。地味に名門社台ファームの生産馬だったりする。
- 母父バチアーはプール・デッセ・デ・プーラン(仏2000ギニー)とアイリッシュ2000ギニー優勝馬。
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関連項目
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