パリダカではよくあることとは、ダカール・ラリーでよく見られる光景のことである。
概要
『パリダカ』の通称で知られ、『世界一過酷なモータースポーツ』とも言われるダカール・ラリー。
その過酷さはレース内容によく表れており、我々一般人の常識を超えたレースが展開されることでも知られる。
以下にその具体例を挙げる。
- 舗装路地帯ではライバルマシンやタンクローリーをかわしつつゴールを目指さなければならない。
- チェックポイントでは給油が可能だが、車をトランポリンにしてガソリンを入手するというミニゲームをクリアしなければ給油不可という過酷さ。しかも、どう見ても落ちたら死ぬ高さである。
なお、このミニゲームではタイムボーナスを得ることも可能ではある。 - 入り組んだ市街地コースを舗装路地帯と同様にライバルマシンやタンクローリーと衝突しないように、上手く避けつつ抜けなければならない。
このコースに限り妨害行為が許されているのか、当たった車を180度反転させる謎のオイルを垂らすことが可能となっている。 - 迫り来る野生動物を車に搭載された銃で撃退しつつ進まなければならない。
また、コース上に登場するカラスは日本のカラスと違うのか、落とした糞でラリーカーをクラッシュさせることが可能。恐るべしパリダカラス・・・ - コース自体も様々な趣向が盛り込まれており、一度走ると落下する橋や、突如出現する落石や丸太が存在する。
- ドライバーにはドライビングテクニックだけではなく、身体能力の高さも要求されている。
そのため道中には、
などが設けられており、一筋縄ではいかないものとなっている。 - 開催本部が容易にゴールさせないためか、はたまたパリダカに反対する過激派組織かは知らないが、度々ヘリコプターがマシン目掛けて爆弾を落としてきたり、機体から火を噴きながら墜落してくるといった様子が見られる。
- 地中海を渡ることになるが、船舶などの利用は認められておらず、ラリーカーで水中を進まなければならない。
また、ここでも何者かの妨害なのか迫り来る魚雷や、野生生物を撃墜したり回避しながら進まなければならない。
なお、水中コースの見所はコース中盤に現れる海底火山である。 - アフリカに上陸しても油断は禁物、待ち構えるのはレース最難関とも言われるいかだゾーンである。
流れに逆らういかだをタイミング良く乗り換えなければ水中に落下、その場で強制リタイアとなる。ついさっきまで地中海を潜航してきたのだが、その過酷な行程のためついに限界が来たのだろう。
なお、当然の如く様々なサバンナの野生動物が襲い掛かってくる。対処方法は同上。 - 竜巻が発生してもレースが中止になることなどはない。むしろドライバーが竜巻を避けなければならない。
- レース終盤ではアフリカの紛争地域がコースとなっている。襲い掛かる戦闘機、戦闘ヘリや戦車を撃破しつつゴールを目指せなければ優勝は狙えないのだ。
- 最終コースはこれまでの危険地帯とは打って変わって普通のレースとなるが、最も驚くべきはこれまでのコースを乗り越えてきた生存者が幾人もいると言う事だろう。
パリダカは確かに過酷な競技である。だが、それに挑戦する者たちはパリダカよりも偉大だ……。
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最後に一言
こんなパリダカが
あってたまるか!
あってたまるか!
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