特性説明
概要
第四世代(ダイヤモンド・パール)で登場した特性。
効果:相手の技以外でダメージを受けない。
ダメージを受けないとは言うものの、実際は相手の技の一部やダメージ以外のものも防いでしまうという超優良特性。詳しくは下記。
見ての通り、防げるものは非常に多い。
例えば持ち物で「どくどくだま」を持たせると最初からどく状態になるが、マジックガード持ちならばどくによるダメージは受けないので、「状態異常は重複しない」事によってこおり・ねむり・まひ状態になるのを防ぐ事が出来るとともに、「からげんき」(状態異常にかかっていると倍の威力になる技)を常に最大威力で撃つ事が出来る。
いのちのたま(全ての技の威力が1.3倍になるが攻撃するたびにHPの1/10の反動)もノーリスクで使えるし、同様にノーリスクになるすてみタックル等と組み合わせる事も出来る。
「どくどく」や「おにび」による状態異常の削りダメージをメインにする耐久型ポケモンへの嫌がらせにもなるし、砂パや霰パなどの、特定の天候からのダメージを防げるポケモンで構成するパーティ(必然的にタイプが似通ってしまう)のタイプを散らすためにも使える。
登場した当初はピッピ系統(ピィ、ピッピ、ピクシー)の専用特性であり、これによってピクシーがプクリンと言うライバルを引き離して活躍の目を見ることになった。
第五世代(ブラック・ホワイト)ではシンボラー、ランクルス系統がこの特性を持っている。
また、フーディン系統も夢特性として取得した。
ちなみにランクルスが持つもう一つの通常特性は「ぼうじん」。
効果は「すなあらしやあられ等の天候によるダメージを防ぐ」…ってあれ?
どう見ても現状では完全にマジックガードの劣化です。本当にありがとうございました。
第六世代で「キノコのほうし」など粉系の技を無効化する効果が追加され、単なるマジックガードの下位互換ではなくなった。
防げるもの
- すてみタックル等の反動技での反動ダメージ
- いのちのたまによる反動ダメージ
- どく・もうどく・やけど・のろい状態でのダメージ
- やどりぎのタネのHP吸収ダメージ
- しめつける等の拘束技のダメージ
- まきびし等が撒かれた状態でのダメージ
- くっつきバリ・くろいヘドロを持っている事によるダメージ
- どくびしによって毒状態になること
- すなあらしやあられ等の天候によるダメージ(←「ぼうじん」が防げる範囲)
- ゆうばく・ヘドロえき・サメはだ等の特性による反撃ダメージ
- ジャポのみ・レンブのみによる反撃ダメージ
- まひ状態の時に一定確率で起こる行動不能
(※第四世代のみ。第五世代で変更され、行動不能が発生するようになった)
防げないもの
- どく状態でフィールドを歩いた時のダメージ(第五世代ではダメージ自体が廃止になった)
- みがわり・はらだいこ等によるHP支払い
- じばく・だいばくはつによる自爆ダメージ
- いたみわけによってHPが減らされること(自分・相手どちらが使ったものでも)
- わるあがきの反動
- 混乱で自分を攻撃した時のダメージ
- まひ状態で素早さが1/4になること
関連項目
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