「ラブリエは人生」とは、プログレッシブメタルバンドドリーム・シアターのボーカル、ジェイムズ・ラブリエを讃えるタグである。
概要
ニコニコ大百科「Dream Theater」の項目にもあるように、ラブリエはバンドのフロントマンでありながらバンド内での影の薄さをたびたびファンからネタにされる人物であるため、アダルトゲームメーカーkeyの作品にちなんだスラングである「CLANNADは人生」の改編ネタがイメージにぴったり当てはまったものと思われる。
しかしながら、一部のファンからのそうした扱いを基にしたラブリエに対する批判は明らかに不当と思われるものも多い。よく見られるものに「彼(ラブリエ)は雇われヴォーカルと呼ばれている」というものがあるが、これはそもそもメタル雑誌BURRN!の編集長である音楽評論家の広瀬和生が、ドリーム・シアターへのインタビューの際にラブリエに対し「あなたは正式なボーカルなの?それとも雇われなの?」という非礼な質問をしたことが元であり※1(その後のインタビューで激怒したラブリエは「ヒロセはassholeだ!」と暴言を吐いている)、ファンによるラブリエの実力の評価を反映したものとは呼びがたい。
バンドへの貢献という面でも、ドミニシ以前のボーカルが歌いこなせなかったハイトーンな曲を、高音を得意とするラブリエが見事歌いこなしたことによって「Images And Words」「Awake」をはじめとするDTの代表的な名盤が完成したという評価もあり、事実絶頂期の彼は「Another Day」等超ハイトーンを要求される曲のライブにおいても完璧なボーカルを見せていた。94年の食中毒以来、以前ほど美しい高音が出せなくなりつつあるのは事実だが、そのことが彼の評価を貶める理由にはならないと筆者は考える※2。
…ただ、彼の誕生日の時のライブの映像等を見る限り、バンド内でも苛められキャラなのは間違いないようではある。
※1 ちなみに広瀬氏は、ビリー・シーンやストラトヴァリウスのティモ・トルキに対しても批判的なコメントをしたかどで非難を浴びたことがあり、特にトルキからは訴訟まで起こされそうになった。
※2 なにより、ボーカル生命を失いかねないような事態においても、リーダーのポートノイが彼を首にしなかったという事実が、ラブリエが「雇われ」などではないということを証明しているだろう。
関連動画
ライブでの彼のボーカルはその時によって調子にムラがあるものの、好調の時はパワフルな高音を生かしエネルギッシュな美声を聴かせてくれるものが多い。
たまにはこういう事もある↓
関連商品
関連項目
- Dream Theater
- へヴィメタル
- プログレ
- 1
- 0pt