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準惑星(ケレス - 冥王星 - ハウメア - マケマケ - エリス)
概要
Uranus | |
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発見年 | 1781年3月13日 |
発見者 | ウィリアム・ハーシェル (イギリス) |
分類 | 外惑星,天王星型惑星 |
太陽からの平均距離 (地球-太陽=1AU) |
19.2AU |
赤道での直径 (地球比) |
51,118Km (4) |
質量 (地球比) |
8.67×1025kg (15) |
自転周期 | 約17時間 |
公転周期 | 約84年 |
衛星 | 27個 |
大気の主な成分 | 水素、ヘリウム、メタン |
年齢 | 46億年 |
天王星は太陽系の内側から7番目(外側から2番目)の惑星で、天王星型惑星に分類される。天王星型惑星はその内部は主に氷と岩石から構成され、ほとんど水素とヘリウムから成る木星型惑星とは対照的である。大気は83%が水素、15%がヘリウムで2%のメタンを含む。このメタンが赤色光を吸収するため、天王星は青色に見える。
名前の由来はギリシア神話のウーラノスのラテン語形ウーラヌスから。元素ウランの名は天王星に由来している。
横倒しの自転軸
天王星の自転軸は黄道面に対してなぜかほぼ真横に(97.86 度)倒れている。このため、極地では昼が42年、夜も42年続く。
原因は不明だが、地球サイズの天体の衝突によるものではないかと推測されている。
衛星と輪
天王星には現在27個の衛星が発見されている。その名前にはウィリアム・シェイクスピアもしくはアレキサンダー・ホープの作品中の登場人物の名前がつけられている。
天王星の輪は13本あり、10m以下の暗い物質が集まった非常に薄くて狭いものである。1977年に正式に発見された(1789年にハーシェルが観測しているが、当時は受け入れられなかった)。
天王星探査
天王星の探査は唯一1986年にボイジャー2号が接近したのみである。ボイジャー2号接近時は、天王星は丁度活動の穏やかな時期だったため、天王星の表面は非常にのっぺりとして見える印象があるが、実際には他のガス惑星と同じく活発な大気活動がある。
関連動画
天王星の衛星
関連静画
関連項目
衛星の一覧
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