狐ヶ崎駅[きつねがさきー]とは、静岡市清水区にある静岡鉄道静岡清水線の駅である。駅の記事だけにしておくにはいささかもったいないので、駅東側に広がる同社が所有する広大な社有地についても述べる。
狐ヶ崎駅 | |
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乗降人員 | 4807人 |
構造 | 地上駅 |
所在地 | 静岡市清水区上原 |
次の駅 | 桜橋駅 |
前の駅 | 御門台駅 |
概要
駅舎が「中部の駅百選」に選出されている。また、JR東海道線がすぐ横を通っている。JR線列車通過の際は清水ーJR草薙(静岡貨物)間で速度がいちばんノリノリな区間なので轟音と通過風がうるさい
駅東側の丘の麓に広がる、ため池を含む広大な社有地には、1993年まで遊園地「狐ヶ崎ヤングランド」が存在し、閉園まで当駅は「狐ヶ崎ヤングランド前駅」という名称であった(その他、高架の県道を挟んで静鉄グループの自動車教習所と分譲マンションが建つ)。現在、遊園地部分の跡地には「イオン清水店」(イオン清水狐ケ崎ショッピングセンター・←旧・ジャスコ清水店。建物正面の大店法表記に基づく設置者名は静岡鉄道となっている)が建つが、3階には当時の名を残すボウリング場として「狐ヶ崎ヤングランドボウル」が入居している(ただし、ボウリング場の運営は静岡県東部の同業他社に再委託されている模様)。
また、同店舗敷地内の奥手県道沿いには、静岡茶の祖である鎌倉時代の高僧・聖一国師(しょういちこくし)を祀るお堂が建てられている(←静岡鉄道の事業のルーツは「旧静岡市街地で製造された緑茶の清水港への輸送」。余談であるが、静岡鉄道および、バス事業の子会社であるしずてつジャストライン・静鉄ジョイステップバス制服社員の制帽には、社章とともに茶葉があしらわれている)。イオン清水店営業時間の昼間であれば、同店敷地内を経由して自由に参詣可能。
聞いた話ではあるが、静鉄グループの現業社員が事故を起こすと、管理職とともにここに連行されてお茶のお供え、仏前へのお詫びと草むしりをやらされる?らしいので、ここのお堂の件は御法度である。
関連動画
関連項目
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