考とは、以下のことを表す。
人名
諡号
漢字として
- Unicode
- U+6537
- JIS X 0213
- 1-58-31
- 部首
- 攵部
- 画数
- 6画
- 意味
- 父、亡き父、老いる、永い、という意味がある。また(校と通じて)考える・試験する、(攷と通じて)たたく、(巧と通じて)たくみ、(簋と通じて)食器という意味がある。
- 〔説文解字・巻八〕に「老なり」とある。もともとの意味は亡き父で、〔礼記・曲礼〕に「生には父と曰ひ、母と曰ひ、~、死には考と曰ひ、妣と曰ひ」とある。
- 字形
- 形声で声符は丂。老と同源の字で、金文では亡父の意味で使われる。金文では単に丂のみを書くこともある。
- 〔説文〕の序に転注の例として、考・老が出てくる。
- 音訓
- 音読みはコウ(漢音)、訓読みは、かんがえる、ちち。名のりに、たか・ただ・ちか・とし・なか・なり・なる・のり・やす・よし、などがある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校2年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 考を声符とする漢字には、拷、栲などがある。
- 語彙
- 考案・考課・考覈・考究・考拠・考現学・考古学・考査・考察・考思・考証・考訂・考妣・考慮
異体字
関連項目
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