蛇霊の呪術師オロチヒメとは、DMMのブラウザゲーム『千年戦争アイギス』及びその関連作品に登場するキャラクターである。レアリティはブラック。イラストは甘露アメ氏。
概要
クラス | レアリティ | コスト | アビリティ | スキル | |
CC前 | 呪術使い | ブラック |
11~8 | 蛇視の呪 |
蛇神の供儀 |
CC後 | 呪術師 | 13~10 |
|||
覚醒後 | 大呪術師長 | 蛇霊の呪毒 |
蛇神の供儀 ↓ ↑ |
性能
敵に対するデバフとHPが一定以下になった敵を殺す呪殺能力を駆使するクラス、呪術使い系の最上位ユニット。呪術使い系はそのデバフ能力が特定の場面で必要とされることはあったものの、本体の攻撃性能が微妙なためあまりメジャーな存在ではなかった。しかし2017年に断続的な上方修正が行われた結果、覚醒後の大呪術師長で射程350で三体マルチロックというヤケクソめいた性能を手に入れた。そんな状況の中満を持して実装されたブラック呪術使いが彼女、オロチヒメである。
呪術使い系の最高峰である彼女の最大の特徴はそのアビリティ蛇視の呪/蛇霊の呪毒だ。出撃メンバーに編成しているだけで敵全体の攻撃力を7%/10%低下させるというシンプルに強力な能力である。呪術使い系の職特性である射程範囲内の敵の攻撃力低下デバフとは競合しない[1]ため、スキルなども含めると2割から3割以上の攻撃力減衰効果を発揮することが出来、パーティ全体の生存性を大きく向上させる。
スキルは未覚醒、覚醒共に攻撃力と職特性を強化するものだが、永続的に持続する代わりに倍率が低く、更に最大HPが半減するという強力なデメリットを持つ通常スキル、デメリットが無く3倍もの倍率を得られる代わりに時間制限が付き更に一度の出撃につき三回までしか使えない覚醒スキルと大きく性質が異なる。
ちなみに、この「職特性の強化」にはデバフだけでなく呪術使いのもう一つの能力である呪殺の適応範囲も含まれるため、覚醒スキルなら残りHPが15%以下の敵を死亡させることが出来るようになる。単純な攻撃性能にはやや難があるオロチヒメだが、スキル発動で即座に敵の最大HPの15%のダメージを射程範囲全体に与えるのと同等と考えれば疑似アタッカーとしても優秀だと言える……かもしれない。
キャラクター
和風とも中華風ともとれる衣装の童女で、禍々しい蛇を何匹もその身に纏わりつかせている。おっとりした口調だが、その印象とは裏腹に非常に剣呑な体質の持ち主である。
毒や呪いを何代にも渡って研究してきた村の出身で、王国では毒として知られている草からも薬効を引き出せるほどの知識を持っている。その村が魔物に襲われた時は呪術師として戦ったが、魔物に放った呪いが跳ね返され全身が呪いと毒に犯されてしまった。
村の仲間を喪い、彼女の名を呼ぶだけで災いが訪れるという凄まじい呪いを身に受けた彼女は元の名を捨てて放浪の旅に出たが、行き倒れてしまったところを王子軍に救われる。
周囲に災いを振りまく体質であるため王子に害を及ぼす前に去ろうとしていたが、王子から説得され彼の元に残り呪いを解く方法を探すことになった。
ちなみに覚醒スキル名にある「三毒」とは仏教における三つの重大な煩悩のこと。「貪欲」「憤怒」「痴愚」の三つをいい、鶏、蛇、豚の三種の動物で表されるが、蛇が司るのは二つ目の「憤怒」。つまり、このスキルはオロチヒメの怒りによる呪いという設定であると思われる。
関連項目
脚注
- 0
- 0pt