『THE 裁判』とは、D3パブリッシャーからSIMPLE2000シリーズで発売された推理ゲーム。開発はトムキャットシステム。
『THE 推理』シリーズのスピンオフ作品でもある。
概要
正式名は『THE 裁判 ~新米司法官 桃田司の10の裁判ファイル~』。
タイトルがどうしても某裁判ゲームを彷彿とさせる……というかまあぶっちゃけ『逆転裁判』のフォロワー作品であることは否めないが、
作品内では殺人事件だけでなく麻薬取引や離婚調停、遺産相続など色々な問題が扱われる。
まだ裁判員制度などかけらもない時代の作品だが、裁判には陪審員制が導入されており、一定の支持率を得ることで勝訴となる。
「擬人」などの設定や、クリアしたストーリーの後日談が見られるシステムなどは『THE 推理』らと共通。
なんだかんだで『THE 推理』や『THE 鑑識官』を遊んだプレイヤーからは結構期待されていたものの、
率直な評価としてトムキャット推理ゲーファンからは期待ハズレゲーの評価を下されてしまった。
ニンテンドーDSでは似た名前のSIMPLEシリーズ作品『THE 裁判員』が発売されているが、こちらは高い評価を得ている。
登場人物
- 桃田 司(CV:ゆかな)
猿山法律事務所にやってきた新米の司法官。感情が高ぶると関西弁になる。 - 浦島(CV:清水香里)
司のライバル検事。 - ベンジー(CV:清水香里)
司の秘書役を務めるウサギ型の擬人ロボット。 - 猿山先生(CV:山崎たくみ)
交通事故で死亡してしまった、猿山法律事務所のオーナー。今は擬人となっており、事務所のハードディスクに入っている。 - ケンジロウ(CV:並木のり子)
猿山先生が所持する犬型の擬人。猿山先生の飼い犬がモデルで、情報収集が得意。
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関連項目
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