こいつ・・・踊ってやがる!とは、マクロス世界でロボットがダンスをしているのを見た第三者が思わず発してしまう言葉である。
概要
マクロスΔの第一話、主人公であるハヤテ・インメルマンが搭乗者不在のVF-171に搭乗し、ヴァ―ル・シンドロームで暴徒化したゼントラーディの攻撃をまるで踊るように華麗にかわしていくのを見たΔ小隊のリーダー、アラド・メルダースが発した一言。なお、踊ってやがる!という言葉自体は1話前半でハヤテがワークロイドでダンスを披露しながら作業してるのを見た他の作業員が思わずつぶやいたりしている。
これがきっかけで(他の理由もあるが)Δ小隊に入隊した後もハヤテはライブでVF-31にダンスをさせたり、戦闘の時は音楽に合わせて踊るような機動を披露していき、美雲からその動きを名前に因んでインメルマン・ダンスと名付けられ、徐々にその名称が浸透していく。この機動に関してはΔ小隊のエースであるメッサーも認めている。
ロボットでダンスを踊るという行為自体は他のアニメでもあったしそこまで珍しくはないと思う方もいるかもしれないが、マクロスでは大きな意味を持つ。というのも、今までのマクロスの主人公は「純粋なロボットのパイロット」ではなく、「飛行機パイロットが、変形できる飛行機に乗っているのでついでにロボットも動かしているだけ」という意味合いが強く、実際ロボット形態であるバトロイドは余り披露されないことが多かった。
これに対し、Δの主人公であるハヤテはワークロイド(作業用のデストロイド)の操縦経験はあるが飛行機の操縦経験は無し、と今までの主人公とはまったく逆であり、更にそのロボットにダンスをさせる技量は今までのファンにも「新しいタイプの主人公だ」と期待させることとなった。
関連動画
関連商品
関連項目
- 1
- 0pt