ドッグタグとは、軍隊で兵士の個人情報を記録するペンダントである。認識票。
概要
基本的には氏名、性別、生年月日、血液型が彫られ、軍隊の使用する本格的なものは、さらに所属軍(国籍と同義)、所属部隊認識番号、信仰する宗教も刻まれる。ファッションとしての需要もあり、アクセサリーとして若者が身に付けているのを稀によく見かけもする。軍隊で使用するのには片方が欠けているのが存在するが、これは戦死した殉職者の歯をこじ開けるために使われてるが、ファッションで使用するドッグタグの場合、怪我の危険性を考慮してか、そう言った彫刻はされていない。
「ドッグタグ」と呼ばれるようになった理由は、狂犬病予防法で犬が下げていた札のことで、おそらく「軍の犬」と侮蔑される兵士の自嘲的皮肉が含まれている。
主な形状
一枚式
兵士が殉職した際、死亡報告のため上下の片方を折り取って持って帰る。
二枚式
最もポピュラーなドッグタグ。金属のプレートを二枚、チェーンに下げて身につける。素で着用した場合、移動する時などに音が鳴るのでサイレンサーと呼ばれるゴムカバーを付けることもある。
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関連項目
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