藍華・S・グランチェスタとは、漫画「ARIA」の登場人物である。声:斎藤千和。
所属 | 姫屋 |
---|---|
階級 | ペア →シングル →プリマ |
通り名 | ローゼンクイーン 薔薇の女王 |
身長 | 160cm |
年齢 | 16才 |
血液型 | O |
誕生日 | 2月2日 |
概要
ネオ・ヴェネツィアの老舗水先案内店「姫屋」のオーナーの娘で、当店所属のウンディーネ。初登場はAQUA Navigation02 『水先案内人』。
幼い頃ふさぎこんでいた所、当時シングルだったアリシア・フローレンスに一緒に遊んでもらったことがあり、それがきっかけでウンディーネを目指している。またその頃からアリシアは憧れの人。一方、自分を姫屋の跡取りとして見ず一人のウンディーネとして見てくれる同じ姫屋のプリマウンディーネ晃・E・フェラーリのことを尊敬、慕っている。
水無灯里にとってはアクアに来て初めての友達である(藍華からすれば、灯里と仲良くなればアリシアに会える機会が増えるという打算もあったのだが)。灯里、アリス・キャロルたち後輩三人組のリーダー的存在でもあり、癖の強いメンバーが一緒にいるのは彼女のリーダーシップによるところも大きい。特に灯里が頻繁に繰り出す詩的な表現には「恥ずかしいセリフ禁止!」と突っ込むのがお約束(灯里以外に向けられることもあるが、さすがに他の会社の先輩であるアテナやアリシアには言えなかった)。
シングル当時の実力は、灯里やアリスに比べて全てにおいて平均的。何が得意で何が苦手と言うものはあまりなかった。それは長所でもあるのだが、本人からしてみれば、アリスの持つ天才的な操舵技術や、灯里の持つ無限の社交性のように、突出したものを持たなかった事が二人に対しての劣等感として感じてしまう。しかし、同じ悩みをかつて抱えていた先輩の晃の経験談を聞く事でその悩みを振り切るに至った。
その後、アリスに次いでプリマ昇格試験に無事合格、通り名は薔薇の女王(ローゼンクイーン)。昇格直後に新設された支店の経営責任者に任命され、ウンディーネとしての営業と支店の経営を兼務することになる。姫屋の経営者一族であるグランチェスタ家の歴史の中でもウンディーネと経営を兼ねた人物は数えるほどしかいないという。
登場当初は髪の毛を伸ばしアップにしてサイドで垂らす髪型だったが、とある事件をきっかけに心機一転ショートにする(Navigation31 『春の女神』)。以来、最終回までショートカットで通し、ヘアピンがトレードマークとなった。
アルバート・ピットと恋愛模様が描かれるなど、ARIAの登場人物の中ではもっとも乙女らしい。レデントーレでの二人のやりとりは新婚夫婦の如し。出雲暁につけられたあだ名はガチャペン。
台詞
- 恥ずかしいセリフ禁止!
- ぎゃーす
- うりゅうりゅうりゅ
月刊ウンディーネのキャッチコピー
ネオ・ヴェネツィアの一角、妖精たちの集う華園に開花の時来る。
肥沃な土壌に芽吹き、いずれ大輪の華となるであろう多くの蕾たち。
その中に、柔らかな茨の揺り籠に抱かれながら、この瞬間を久しく待ち望まれてきた者がいる。
偉大なる血族の勲を背負い、気高き薔薇の護りし王座を継ぐ者。
中興の祖を志す女王の中の女王(インペラトリーチェ)―――薔薇の女王(ローゼン・クィーン)、いざ、戴冠す。
関連動画
関連項目
- 4
- 0pt