この記事は曖昧さ回避です |
カジカとは、
狭義には学名Cottus polluxという川魚を指すが、広義にはその類縁の種の総称でもある。多くの種類が居り、川魚も海魚も混じっている。そのため、「川でカジカを釣ってきたよ」「え?カジカって海の魚だろ?」という混乱が生じる事もあるようだ。川魚にせよ海魚にせよ、旨みが強くおいしい種が多いらしい。
漢字で書くと鰍、杜父魚、河鹿、鮖など。名前の由来は幾つかあるようで、カジカガエルのように鳴くと思われていたからという説や「かじ(瘡[かさ]、皮膚がカサカサする病気)」+「か(魚名語尾)」という説、鹿のように美味いから「河鹿」という説などがある。川魚のカジカはハゼの仲間と同じ地方名(ゴリ、ドンコ等)で呼ばれることもあり、他にも多くの地方名がある。
また、Cottus pollux自体も生活史や形態的・遺伝的特徴が異なる集団が存在し、それぞれ別種に分けられるという説もある。
カジカの仲間は以前はカサゴ目カジカ亜目に分類されていたが、カサゴ目自体が解体されスズキ目に吸収されたため現在はカジカの仲間はスズキ目カジカ亜目に属している。かつて同じ目だったカサゴはスズキ目カサゴ亜目になり、両者はスズキ目の中ではそこまで近縁ではないとされる。
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最終更新:2024/05/06(月) 11:00
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