レトロスタジオ 単語

72件

レトロスタジオ

1.7千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

レトロスタジオ(Retro Studios)とは、アメリカテキサス州にあるゲーム開発会社(デベロッパー)である。

概要

1998年任天堂からの出資を受けて設立。2002年子会社化。

メトロイドプライムシリーズ開発で注を浴びる。

開発した主なソフト

開発中のソフト

略歴

較的若いスタジオだが、その辿ったのりは紆余曲折の一言。

そもそもは時空戦士テュロックバイオレンスキラーなど多くの良質なFPS開発したイグアナ(Iguana Entertaiment)を起業したジェフ・シュパンゲンベルクが、任天堂の出資を受けて設立したもので、これは、GCにこれらのような傑作シューティングめていた任天堂によるものだった。

しかし、設立当初のレトロスタジオではスタッフ流出が常態化しており、せっかくプロジェクトを立ち上げても途端にスタッフが足りなくなって頓挫する、という悲惨な騒動を繰り返すのみで、当初はとてもソフト開発どころではなかった。
これに対して、任天堂看板タイトルの1つである『メトロイドシリーズを思い切って委託。日本スタッフの協や、宮本茂本人のチェックレトロ社員く「パルパティーンデススター訪問」)などを経て、任天堂としては初となる本格FPS開発に挑む。 

そうして2002年、『メトロイドプライム』を発売し、見事海外で大好評を得る。
当時、FPS、ひいてはメトロイドシリーズ自体がマイナーだった日本国内ではいまいちパッとしなかったが、海外では『スーパーメトロイド』時代の勢いを取り戻し、マリオゼルダに並ぶビッグタイトルとして復活する。またこの年にレトロスタジオは任天堂子会社となった。
以降、2004年に『メトロイドプライム2』、2007年に『メトロイドプライム3』を発売し、いずれも高い評価を得る。

しかし、ようやく勢いがついてきたかと思われた矢先の2008年、『メトロイドプライムシリーズ開発の中核メンバーであったマークパチーニ(Mark Pacini)、ジャックマシューズ(Jack Mathews)、トッド・ケラー(Todd Keller)の3人が一斉に離脱。
メトロイドプライムシリーズ終焉、ひいてはレトロスタジオの凋落が巷でささやかれた。

が、2010年人気シリーズ復活作『ドンキーコングリターン』を開発
現在マイクロソフト下となっているレア社に代わっての開発となり、SFC時代屈傑作シリーズの続編ということもあってハードルは上がりに上がったが、その期待に見事に応える良作に仕上げ、全世界500万本以上を売り上げた。 
2011年には、『マリオカート7』を、『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』の開発から来る人手不足を受けて、任天堂京都スタジオと共同開発。こちらも高い評価を受け、発売から2ヶで全世界450万本のヒット記録する。
この2本の成功を受けて、スタッフ離脱後もなお健在であることを見せつけた。

そして2019年、『メトロイドプライム4』の開発に合流することが発表された。
同作は当初、別のスタジオとともに開発が進められていたが、任天堂める品質に届かないと判断され、(皮にもかつてのシリーズ第1作のような)一からの作り直しが決定。これに伴って再びレトロスタジオが起用されたとのこと。
上述の通り、『プライム3』までを手掛けたコアスタッフは既に離れてしまっているものの、2014年の『ドンキーコングトロピカルフリーズ』以来5年ぶり、それもメトロイドプライムシリーズへの復帰となるスタジオ最新作とあって、期待が高まるところである。

関連商品

関連項目

外部リンク

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/05/06(月) 08:00

ほめられた記事

最終更新:2024/05/06(月) 08:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP