SCP-2662 単語

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クトゥルフフッザケンナ

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Ia! Ia! Cthulhu f(いあ!いあ!くとぅるふ ふ)......

Fuck Off(ふっざけんな)!

SCP-2662とは、シェアード・ワールドSCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。

名は『cthulhu f'UCK OFF! (くとぅるふ ふっざけんな!)』。

概要

SCP-2662
基本情報
OC Euclid Keter
収容場所 ヒト生物用収容ユニット
著者 SoullessSingularity
作成日 2014年11月2日
タグ 人間
強制
生命
知性

認識災害
適応
頭足類
リンク SCP-2662exit
SCPテンプレート

身長約4m、体重200kgの認識災害的な実体であり、大雑把ヒトだが頭足類の足と同様の構造を持つ約20本の付加的な触手状筋組織を背中に備えており、一度に10の異なる作業を行うことが可である。……とに書いておいてなんだが、項名で分かる通り、こいつはクトゥルフである。ただし身長4mしかないので、本来のクトゥルフよりは小さい。作中で「は200歳だぞ!ギリギリ成年なんだぞ!」と述べているので、おそらくは若さゆえに小さいのだろう。

このSCP-2662は他のアノマリーとくらべても収容経緯がかなり変わっている。通常、アノマリーというものは「どこかで撃されました」からはじまり、「こうこうこういった方法で確保し、収容されています」というふうに続く。しかしSCP-2662は自分から財団を訪れて、収容を希望した。自発的に収容されただけあり、収容生活にあたって財団には基本従順であり、職員が重いものを持とうとしていたら「手伝おうか」とをかけてくるなどむしろかなり協的。財団もSCP-2662自身を危険視しておらず、1日3食の食事と、50ドル以内のSCP-2662の望む日刊新聞や娯楽用品(ビデオゲーム類)の提供が認められている。さあ、読者よ、右端のテンプレートボックスを御覧いただきたい。そう、こいつはあくまでもKeterクラスノマリーである。こんなゆるいKeterの収容手順があるか?多くの人は「もしかしてSCP-6096みたいな精を持つゆえに厳しくできないのか?」などと深読みしそうである。実際、財団も人実体に幾度となく騙されてきたので、こんなザ・クトゥルフな見たをした怪物全に信用はしていないだろう。だが、こいつのKeter指定はSCP-2662自身を信用していないからというよりは、こいつのが、こいつ自身にも全く制御できないからというのが挙げられる。

SCP-6096について触れたが、SCP-2662も精を持っており、6ヶ以上にわたってSCP-2662に曝された人のうち5はSCP-2662の属となり、SCP-2662の意志を忖度してめるものや望むことを遂行しようとする。しかし、この効果は正直そこまで危険には見えなかろう。なにしろ、半年以上は一緒にいないといけない上、95は精を全く受けないのだから。もう一つの異常特性厄介で、何故か1ヶに一度の割合で、SCP-2662を崇める宗教団体 (カルト)が発生し、SCP-2662の収容房に侵入し、SCP-2662を財団収容下から救い出そうとする。また、彼らはSCP-2662に忠を誓うため、暴力と性的要素を含む儀式を執り行いたがる。こちらは1つと異なり、割とKeterらしいであるといえよう。……当のSCP-2662は全く望んでいないことであるが

前述の通り、SCP-2662は財団に捕まったのではない。自発的に収容されに来たのだ。加えて、SCP-2662は財団での暮らしを々自適と思っており (まあ衣食住が保され、5000円小遣い貰えたら誰だってそうだろうが)、かつ困ったことにクトゥルフのくせにエログロに耐性がない

なので、信奉者が血と液を混ぜたものを塗りたくろうもんなら「衛生的に悪い」とビビり、の前で信奉者が別の信奉者を射殺した後その人を食べ始めたらトイレに駆け込んで吐くし、周りでグループセックスをおっぱじめられたらシャワー室に逃げ込んで体育座りでやりすごそうとする。そしてこれまた最悪なことに、個々のカルト同士はまったく来歴も異なり繋がりもないはずなのに、前のカルトが収容房に来るまで、あるいは来たあとの失敗から学んだかのように対策を打ってくる。SCP-2662にとって、これは苦痛でしかなく、苦悩の種となっている。

これでSCP-2662がなぜわざわざそれなりの脅威になりうるを持ちながら、自発的に収容されに来たかわかるだろう。SCP-2662は自発的に自身に対する信仰をコントロールできない。生きているだけで意志と関係なく1ヶに一度カルト地球上に発生させてしまう。そのくせ、そういうクトゥルフの幼体を崇めるカルトがやりそうな血と淫行に塗れた儀式に巻き込まれるのは嫌で嫌で仕方なく、故に逃げたかったのである。カニバリズムセックスを見せつけられるより、新聞を読んだりネトゲしたりして平和生活を送りたいのである。しかしSCP-2662がコントロールできない以上、彼の受難はまだまだ続くであろう。

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