キラーマシン(キラーマシーン)とは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。色違いの下位種にはメタルハンター、別グラフィックだが上位種としてキラーマシン2等が存在する。
青い体に赤く光るモノアイ、4脚で歩行する機械のモンスター。右手には剣を持ち、左手はボウガンとなっている。
DQシリーズにおける機械タイプのモンスターの先駆けであり、その個性的なデザインから人気は高い。全作で共通して、守備力が高く2回攻撃をしてくる、という設定になっている。
初登場はDQ2。当時は『キラーマシーン』という表記であった。ロンダルキアへ向かう洞窟で出現する。守備力がなんと230もあり(2の最高守備力は255)、2回攻撃、痛恨の一撃を放ってくる。また呪文もほぼ無効であるため、初見プレイヤーの多くを地獄に叩き落とした。ロンダルキアへの洞窟の戦闘の厳しさはだいたいこいつとドラゴン4匹のせい。
リメイク版からは『キラーマシン』の表記に。守備力が多少下がっていてダメージが通りやすくなっているものの、2回攻撃と痛恨は健在であり、多くのプレイヤーを苦しめたことは間違いないだろう。
DQ5では、ギガンテスやバズズと共に魔界のモンスターとして登場し、痛恨の一撃は出さなくなっているが、2回攻撃に加え、激しく武器を激しく振りまわしたり弓を引き絞り矢を放ってくることがある。呪文への高い耐性も健在で、再びプレイヤーを苦しめた。
5では仲間モンスターシステムが登場しているが、キラーマシンも仲間になるモンスターとして設定されており、確率はかなり低いものの倒すと仲間になることがある。1匹目の名前は「ロビン」。呪文や特技は一切使えないが、装備できる武器防具が多く、耐性も優秀であるため、最強の仲間の一角として名高い。
DQ6、DQ7にはキラーマシン自体は登場していないが、後継機である『キラーマシン2』や、試作機だと思われる『プロトキラー』が登場している。
DQ8で久しぶりにキラーマシンが登場。雪山地方での出現であるため、ロンダルキアの苦い記憶を思い出した古参のプレイヤーは多いだろう。8では5で使用していた武器を激しく振り回すなどの攻撃に加え、モノアイからレーザーを放ち全体を攻撃する技まで使ってくるようになり、さらにいやらしさが増している。
また、スカウトモンスターとしても登場。「ロビン」、「キラーマ」、「のっひー」の3匹をスカウトすることができる。ちなみに3匹揃えた場合のチーム名の二つ名は『トリプルブルーメタル』。さらにこの3体が放つ強力な合体攻撃の名前は『ジェットキラーアタック』。……どうみても黒い三連星です、本当にありがとうございました。
DQ9でも登場。DQ8と同様の攻撃をしてくる。また上位種として後述の『Sキラーマシン』が登場する。
外伝作品でも登場の割合は高い。モンスターズシリーズでは皆勤であり、『キャラバンハート』では物質系最強としてオリジナルモンスター『ドラゴンマシン』が登場する(似たようなコンセプトに『メタルドラゴン』というモンスターもいるが、こちらは『ドラゴンを機械化した』感じの外見に対し、ドラゴンマシンは『キラーマシンをドラゴン型にした』感じの外見である)。
不思議のダンジョンシリーズにもほぼ全作で登場しているが、『トルネコの大冒険』シリーズでは下位種であるはずのメタルハンターに下克上を果たされてしまっている。
スライムもりもりドラゴンクエスト2ではラストダンジョンの『空中要塞デスモージャ』に出現。ボウガンは装備しておらず左腕は右腕と同じマニピュレーターとなっている。主人公のスライムを見つけると剣を振りかぶって攻撃してくるが、ダメージを受けると怒り出し、元ネタのMSよろしくホバーで高速移動しながらレーザーを放ってくる。
モンスターバトルロードシリーズでは兄弟機のプロトキラーやキラーマシン2と共に参戦。さらにオリジナルモンスターの『キラーマシン3』も登場し(外見はキラーマシンから脚を取っ払い、体をゴツくしてヤギか悪魔のような角を生やした感じ)、初代キラーマシン・キラーマシン2・キラーマシン3が合体して『スーパーキラーマシン』なるものまで誕生した。このスーパー(ryはDQⅨに逆輸入され、宝の地図のボスとして登場する(但し文字数の制限上、名前は『Sキラーマシン』と略されている)ほか、色違いも作られた。
上位モンスターであるマジンガ様のコミュであるが、マジンガ様は
キラーマシンによって生み出された存在であることを忘れてはいけない。
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最終更新:2024/05/26(日) 01:00
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