壊獣とは、
である。本項目では両者について取り扱う。
両者ともに、ネーミングは「怪獣」のもじりで間違いないと思われる。
ストーリーイベント「ロボミ」「ロボミ外伝」にのみ登場する、星の民の文明の栄える以前、人類の脅威であった生物群。
壊獣は「斥力フィールド」という力場を発生させることができ、これを破らない限り、イベント時点の人類ではダメージを与えることが不可能。
しかし、壊獣の発見時に出土していたロボットであるロボミは斥力フィールドを無効化する「反斥力フィールド」を有しており、ロボミがダメージを与えることで通常の攻撃でも壊獣に対抗が可能となる。
後に研究が進み、ロボミ本人がいなくとも斥力フィールドに対抗することができるようになっている。
イベント内のマルチバトルでも戦うことになる。
マルチバトルで戦う相手はヒトデのような「閃光壊獣キングマーバ」、名前からしてもうモチーフを隠す気がない「覇壊獣ゾゴラ」の2種。
外伝では名前からしてわかっていたが機械化を施し覇壊神ダイモンの支配下に置かれた「覇壊機獣メカゾゴラ」がマルチバトルで登場。
また、壊獣の技術はダイモン側が利用しており、それにより「ロボミ」のストーリー終了後でありながら壊獣は再び姿を現すこととなる。
全ての壊獣に共通することだが、闇属性の為弱点は光属性。
イベントで仲間になる「ロボミ」「シロウ」の両名は配布キャラクターでありながら強力である。
詳細は「ロボミ」の記事を参照。
海外先行で登場したカテゴリ。2016年9月10日発売の「EXTRA PACK 2016」において日本に上陸するが、その際に日本名が「壊獣」と名付けられている。
海外でのカテゴリ名は「Kaiju」であり、元々「Kaiju」という言葉は日本独自の「怪獣」という概念を他国の映画と区別するために作られた単語である。
有名どころでは「パシフィック・リム」などでこの表記が適用されており、本カテゴリはこういった日本特撮の「怪獣」をモチーフにしたものであると推測できる。
なお、カテゴリ成立当時までを見てもOCGに「怪獣」と名のついたカードは一切存在しない。
属するモンスター全てが最上級という豪快な設定となっており、一部例外を除き共通して以下の効果を持つ。
(1):このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、
手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
(2):相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
(3):「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》などと比較し、各プレイヤーのフィールド上にカテゴリ内モンスターが1体しか存在できないものの、通常召喚権を放棄することがない。
相手フィールド上に存在する厄介なモンスターを「壊獣」の召喚のためのリリースとして処理できる。
これは先例と同様にコストであるため、如何なる効果耐性を以てしても防げない極めて凶悪な除去手段であり、特殊召喚を後出しで無効にしてもリリースされた分は帰って来ず、挙句再び「壊獣」の特殊召喚を許してしまう。
これを防ぐにはリリースか特殊召喚自体を禁止するしかない。
また、この方法などで相手に「壊獣」を押し付けた場合、自分は手札の「壊獣」を特殊召喚できるため、己の戦力としても活用可能。
共通能力や属するモンスターの傾向から、日本特撮の怪獣同士の激突を再現する形となっている。
唯一の例外と成る「壊獣」モンスターは《Super Anti-Kaiju War Machine Mecha-Dogoran》(日本名不明)。
これは特殊召喚モンスターであり、相手フィールド上に「壊獣」が居る場合手札から自身の効果でのみ特殊召喚できる。
元ネタから推測するに、人類側の対怪獣用兵器をイメージされたものと思われる。故に「Anti-Kaiju War Machine」。
このカテゴリは、フィールド魔法《KYOUTOUウォーターフロント》を始めとした「壊獣カウンター」を溜められるカードと併用することで真価を発揮する。
現在「壊獣カウンター」を溜められるカードは海外に3枚存在し、他に永続魔法、永続罠の1種類ずつ。
逆に言えばそれらを引けない場合、各「壊獣」の真価を発揮することは難しい。リリースによる除去だけでも十分に強力だが。
《KYOUTOUウォーターフロント》はフィールドのカードが墓地に送られるたびにカウンターが1つずつ溜まり、《KYOUTOUウォーターフロント》自体がターン制限のない耐性(カウンター1を犠牲にした身代わり効果)を持っているため比較的維持しやすい。
永続魔法と永続罠はいずれも別の方法でカウンターを溜めることができるが、耐性を持たない。
相手フィールドに攻撃力の高いモンスターを特殊召喚するという特性から、《洗脳解除》などでコントロールを奪い返すコントロールデッキとして構築可能。
ただし「壊獣」の制約を忘れてはいけない。制約の関係上、「壊獣」2体以上を自分フィールド上に並べられない為モンスターを並べるのが難しく、また元々高レベルであるため、シンクロないしエクシーズ召喚に用いるには一工夫が必要。
通常召喚権を行使しない為、相手の場に高い攻撃力を持つモンスターが存在することを前提にしたコンボが非常に整いやすい。
総じて非常に豪快かつトリッキーで、応用性の高いカード群である。
なお、海外では高レアリティに設定されがちな「Kozmo」と比較してスーパーレア以上が1枚しか存在しないというレアリティ面でやや不遇なカテゴリであった。
「Kozmo」は「スター・ウォーズ」などの海外のSF作品をモチーフとしているが何かレアリティ格差と関係あるのだろうか。
この関係は同じく海外で展開していた「彼岸」と「U.A.」の両者の関係と似ている。
記事作成現在、1と2は両者ともにニコニコ市場に存在しません。
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最終更新:2024/05/29(水) 20:00
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