π=2hとは、漫画『みなみけ』の登場人物、南アキラが提唱した“彼女が出来る方程式”である。
概要
彼の数学ノートには、この π = 2h が所狭しと書き綴られている。読み仮名は「にーえいち」ではなく「にーえっち」。
小文字の「π」は円周率として用いられることの多い文字であり、円周率は定数である。小文字の「h」はプランク定数などの定数として用いられるが、「h」も定数だとすると式として成立しない。そのため、「h」が時間や高さの変数として用いられることを考慮し、こちらを変数と解釈すると、この式は h = π/2 と変形でき h = 1.5707963... と求められる。
しかし、これで本当に良いのだろうか。「π」は円周率、「h」は変数として良かったのか。私たちは結果を追い求めようとするあまり、雑多なあらゆる可能性を切り捨て、近道をしてはいないだろうか。理屈のみで結果を追求する人生はきっと、ひどく味気ないものになるだろう。私たちが、私たちの人生をより豊かにしていくためには、柔軟な発想こそが必要なのだ。「π」は円周率という思い込みが、我々を視野狭窄に陥れている。「=」は等価という固定観念が、我々から可能性を奪っている。私たちは、これらの思い込みを棄て、あらゆる可能性を包括していることを受け容れねばならない。
ゆえに、「π」はおっぱいであっても良いだろうし、それが2つあって底知れぬリビドーを感じる!という解釈も一つの答えなのである。そのリビドーが、己を彼女を作るという行為に向かわせるのだろう。
ぶっちゃけ、深い意味なんてない。
関連項目
- 4
- 0pt