インターフェース(interface)とは、異なる2つのものの境界・接触面を意味する英単語である。インタフェイス、インタフェースと表記されることもある。
概要
インターフェースは、異なる性質や環境を持つ2つのものの境界に存在し、相互の相手に与える影響を取り持つものである。
コンピューター関係でよく用いられる用語である。また、コンピューター自体が現実と仮想を取り持つインターフェースの代表格であるともいえる。
コンピューターにおけるインターフェース
ハードウェア・アプリケーション関係とプログラミング関係で全く別のものを指す。
ハードウェア
PCと周辺機器をつなぐ接続部のことを指す。プリンターなどを接続するUSBコネクタや、モニターを接続するDVI端子などがこれにあたる。主としてPCの筐体外面についているものを指し、内部にあるものはバスやスロットと呼ぶ。
さらにマウス・キーボード・モニターなど、使用する人間と直接接触(モニターは厳密には接触していないが)する部分を、ヒューマンインターフェースと呼ぶ。
ソフトウェア
OSやアプリケーションのモニターへの表示方法は、大きく分けて文字だけのCUIとウィンドウ表示などができるGUIに分かれ、ユーザーインターフェースと呼ぶ。ただし、ユーザーインターフェースという語自体はヒューマンインターフェースと同じ意味の用語として用いられることがある。
クラス指向(オブジェクト指向)におけるインターフェース
クラス指向におけるインターフェースは、クラスの用途や性質を現す表記の意味合いを持つ。従来のインターフェースの意味とはかなり異なって見えるが、クラスという抽象的な存在には、用途や性質を通してしか接触できないのでこの用語が用いられる。
→ API
関連項目
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