カラスとは、日常の登場キャラクターである。
声優は小野大輔。
概要
原作5巻、アニメでは17話に登場するカラス。はかせが帰りに拾って連れ帰ったところ、なのはつつかれると警戒するが、阪本のスカーフを付けた所丁寧で礼儀正しい性格である事が解り、すぐにその警戒は解けた。
更にハエを退治する(但し、壁に穴を空ける等描写自体は明らかに被害の方が大きい)等をしてはかせとなのからは気に入られる。その一方阪本はスカーフを持っていかれた事や、スカーフの代わりにビスケット一号を作ってきたはかせと一緒になって茶化されていた事もあり、あまり良い感情は持っていなかった。尚、この時カラスはスカーフを取られて喋れなくなった阪本と会話していた事から、猫語を理解できる模様。
最後ははかせとなのにお礼を述べ、空に去っていったが、その時スカーフを阪本にお返しすると述べたにも関わらず最後まで付けたままであった。
後に別の話において麻衣のそばに居たり、後期OP、EDにも登場している。何れもスカーフはしておらず、また、その後阪本も何事も無かったかのようにスカーフをしている事から、あの後きちんと阪本に返したものと思われる。
カラスとは言っても円錐形に足が付いただけの極限にまでデフォルメされた姿をしており、この事からニコニコにおいて「アポロ」と呼ばれる事がある。尚、別の話ではデフォルメされていない普通のカラスも登場しており、場面によっては当該のカラスと共演も果たしている。
声優について、小ネタ等
アニメ版でのカラスの声は小野大輔が担当しており、見かけによらず美声である。実はカラスの声を小野大輔が演じる事に関して京アニ作品において意味深な配役と言える。
美声と礼儀正しさは、涼宮ハルヒの憂鬱で同じく小野大輔演じる古泉一樹と共通しており、カラスの声色、演技、言葉遣いは古泉そのものである。
また、小野がカラスを演じるのはAIRに次いで二度目となる。(余談だが小野は二代目の国崎往人役でもある)
はかせがビスケット一号を操作する際「ピコー」と発言しているが、この台詞は原作には無く、はかせを演じる今野宏美のアドリブと思われる。今野はAIRにおいてポテト(鳴き声(?)が「ピコ」)役を演じており、らき☆すたの次回予告でも小野と今野でカラスとポテトを彷彿させるやりとりを演じていた。
らき☆すたの作中でもらっきー☆ちゃんねるにおいて白石みのる(白石稔は阪本役を演じている)の立ち位置を取られる役柄として、小野だいすけが登場している。その時白石の立ち位置を奪った張本人である小神あきら役を演じたのもはかせと同じ今野宏美である。即ちこの話において小野、今野(あきら)、白石は、そのままカラス、はかせ、阪本の役どころに当てはまる位置付けとなる。
この事からカラス役が小野大輔というのは意味深な位置付けとなっており、日常においてこういった中の人ネタが仕込まれるのは珍しいケースでもある。(但し、この配役がこういった事情によるものというのは憶測に過ぎず、公式に発表されたものでは無い)
関連動画
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関連項目
- 日常
- はかせ
- 阪本
- 小野大輔(カラス役)
- 白石稔(阪本、及びデフォルメされていない方のカラス役)
- 今野宏美(はかせ役)
- 関連:AIR/涼宮ハルヒの憂鬱/らき☆すた(らっきー☆ちゃんねる)
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