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ハチ公前広場とは、渋谷駅前の広場である。
概要
「日本で一番有名な待ち合わせ場所はどこか」と聞かれれば、おそらく「ハチ公前広場」と答える人が
もっとも多いのではないだろうか。
1934年に設置された忠犬ハチ公の銅像は、1980年代頃に渋谷のランドマークとなり、多くの人々を迎え入れてきた。
ハチ公前広場はそのほかにも、イルミネーション点灯式や芸能人のトークイベント、政治家の演説など、
さまざまな催し事に利用されている。
近年では、ハチ公の映画が海外で人気を集めたこともあり、外国人の観光スポットとしても有名に。
ハチ公の銅像と記念撮影をする外国人の姿は、もはやおなじみの光景である。
そんな歴史あるハチ公前広場だが、いつ行っても人で溢れているし、座る場所もほとんどないため、
ここで人を待つのはとにかく疲れる。
ことに夏、むせかえるほどの暑さの中にぽつんと立っていると、周りの人たちの熱気もあいまって
頭がくらくらしてくるほど。
そこでおすすめなのが、ハチ公の正面にある緑の電車、通称「青ガエル」である。
この青ガエル、実は10～18時のあいだ、ドアが開いているときは誰でも入っていいのである。
意外とそのことを知られていないのか、あるいはなんとなく入りづらいのか、中には人が少なく座ることもできるし、
おまけに電車内はエアコンまで完備されている。
また、観光案内のスタッフも常駐しており、観光用のパンフレットも置かれているので、
とりあえず東京に来てハチ公前に行ってみたけど、これからどこに遊びに行けばいいの、
という観光客にもおすすめしたい。
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