植物の緑 |
緑とは、
色としての緑
緑(Green)は波長546.1nmで規定される色、及びその周辺の波長の色である。
色合いとしては青と黄色の間で、光の三原色の一つでもある。寒色。
地域によっては「青」との境界が曖昧であることもあり、日本でも「青葉」「青信号」「青りんご」など緑に近い色を青と表現している例が多く見られる。
漢字表記は「緑」の他に「碧」「翠」などがあるが、これらはアクアマリンに近い青みの強い緑を表すことが多い。
また、植物は、葉緑素で光を吸収して光合成を行う関係上、多くが緑色をしている。
そのため、「緑」をさして植物の代名詞的に使ったり、環境保護のシンボルカラーとして用いることも多い。
デザインなどで赤の対として指定されることも稀によくある(赤いきつねと緑のたぬき、ポケットモンスター赤・緑、マリオとルイージ、ムックとガチャピンなど)。
関連項目
キャラクターの通称・特色としての緑
緑色が特徴的なキャラクターが通称で「緑」と呼ばれることも多い。同じ作品内に別系統の色が目印のキャラクターがいる場合は更にこの傾向が強くなる。
英語では”嫉妬、ねたみ、やきもち”を"the green-eyed monster"(緑色の目をした怪物)と呼ぶ場合がある。
例
漢字として
綠
- Unicode
- U+7DA0
- JIS X 0213
- 1-90-8
- 部首
- 糸部
- 画数
- 14画
- 意味
- 旧字体は綠。
- みどり色、暗い、緑色のもの、刈安、二番目、二回、双方。
- 〔説文解字〕に「帛、靑黃色なるものなり」とある。
- 字源
- 形声。声符は彔。
- 音訓
- 音読みは、リョク、ロク、訓読みは、みどり。名のりに、つか・つな・のり、などがある。
- 規格・区分
- 緑は常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- JIS X 0208で緑・綠は区点46-48に包摂されていたが、JIS X 0213で綠が分けて追加され、包摂基準の適用対象外となった。
- 語彙
- 緑衣・緑陰・緑雨・緑苑・緑化・緑眼・緑青・緑苔・緑地・緑竹・緑豆・緑髪・緑林
異体字
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