ファイヤー・トルーパーは、遊戯王OCGに登場するカードの一つである。
概要
2007年11月23日に発売された「PHANTOM DARKNESS」で初登場。効果は以下の通り。
効果モンスター
※「DUELIST EDITION Volume.2」収録のカード(DE02-JP073)による
星3/炎属性/戦士族/攻1000/守1000
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、このカードを墓地へ送って発動できる。
相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
召喚時に墓地に送ることで相手に1000ポイントのダメージを与える効果を持つ。
攻撃力、守備力はあまり高くないので、この効果を生かして戦っていくことになる。
「デス・メテオ」のようにこれ一枚で1000ダメージを与えるカードとして考えれば、それらと共に効果ダメージで相手ライフを削る(バーン)デッキで活躍できるだろう。
また、戦士族なので、「増援」でデッキから手札に加えたり、「戦士の生還」、「リミット・リバース」で墓地から使いまわしたり、炎属性なので、「UFOタートル」の効果でデッキから特殊召喚して効果発動……とさまざまな利用法がある。
類似カードに「星因士 シャム」がある。向こうは墓地へ送る必要がなく、フィールドにモンスターを残せるため、エクシーズ召喚などを行うデッキではほぼ向こうが優先されるが、「エフェクト・ヴェーラー」に邪魔されるなどの欠点にもなるため、単純に向こうのほうが優れているとは言えない。また、1ターンに1度制限があるため、蘇生などで同一ターンに使い回すのはこちらでなければできない。
注意点は、「二重召喚」などを利用しない限り、いくら手札にあっても2枚目以降を即座に利用できないこと。「E・HERO バブルマン」などの手札を減らしておかないと効果を使えないカードと併用する場合、このカードの処理に困ってそちらの効果を使えなくなることもある。採用枚数には注意したい。
また、チェーン2以降で特殊召喚した場合は効果の発動ができないので注意。
「DUELIST EDITION Volume.2」で再録された。見どころは第8期フォーマットによる大きいテキスト。
その他
- アニメ「遊戯王デュエルモンスターズGX」では、炎属性モンスターを使用するオブライエンが使用している。
VS笑いの仮面で登場し、効果でダメージを与えたが、「ラフ・ファイト」でオブライエンも同じダメージを受けることとなった。その後、「ファイヤー・バック」で墓地から特殊召喚され、もう一度効果を使用している。 - 遊戯王OCGと同じくコナミから1987年に発売されたMSX2用ゲーム「メタルギア」にこのカードと同じ名前のキャラクターが登場している。火炎放射器を軽々と操り、主人公でありプレイヤーが操作するソリッド・スネークを苦しめる。恐らくこのカードの元となったキャラクターだろう。このカードが炎属性炎族であるのも火炎放射器を操るところから来ていると思われる。
- 「タッグフォース」シリーズではコナミの他作品を基にしたカードを収録している「正午の星座」に収録されている。
関連動画
関連商品
関連項目
- 遊戯王OCG
- 遊戯王OCGカードリスト
- メタルギア
- ファイヤー・トルーパー
- 遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX
- オースチン・オブライエン
- 華麗なる潜入工作員(同じくメタルギアシリーズを基にしていると思われる)
- 遊戯王関連項目の一覧
- 1
- 0pt