エフェクト・ヴェーラーとは、遊戯王OCGに登場するカードである。
(一部遊戯王カードWikiより引用)
概要
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
(1):相手メインフェイズに、このカードを手札から墓地へ送り、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
「DUELIST REVOLUTION」(2010年4月17日発売)にて登場。
手札から墓地に送ることで相手モンスターの効果を無効にできる、いわゆる「手札誘発」である。
破壊はできずディスアドバンテージを負うが、手札から発動するため相手に予測、対処されにくい。
相手の先行1ターン目の展開を阻止できるカードとして、当初は唯一無二の需要を得ていた。
しかし、手札誘発の増加に伴いそれらと競合するようになる。同じ無効効果を持つ「無限泡影」と、光属性・チューナーを共通とする「幽鬼うさぎ」がよく引け合いに出される。
「無限泡影」は罠カードなので「墓穴の指名者」を受けず、相手メインフェイズに限定せず自分のターンでも発動でき、セットすることで追加効果を得られる。単体の汎用性は「エフェクト・ヴェーラー」に勝ると言って差し支えないので、モンスターを無効にしたいだけならばそちらを優先することになるだろう。
光属性およびチューナーを要する場合に「幽鬼うさぎ」との選択となる。効果使用後にカオスなどの除外コストに使える点、いざという時に壁やシンクロ召喚などの素材になれる点は共通している。レベルと種族の違い、「無効」と「破壊」どちらが環境に適しているかを考慮してデッキ投入を検討すべきだろう。
初登場時はスーパーレア、半年後「デュエリストパック-遊星編3-」で字レアで収録されるも、需要の高さゆえに長い間入手の困難な時期が続いた。「GOLD SERIES 2013」で再録されたことでシングル価格は落ち着き、その後もストラクチャーデッキなどで度々再録されている。
アニメにおいて
遊戯王5D'sのクラッシュタウン編で不動遊星が使用。ロットン戦において「ガトリング・オーガ」による先行1ターンキルを防ぐキーカードとなった。続く遊星&鬼柳vsロットンでも遊星の初手にあったが、ロットンに見抜かれ罠カード「ピンポイント・シュート」で墓地へ送られた。(その時、カードに風穴が空く描写がなされている)
その後は「シューティング・スター・ドラゴン」のデッキをめくる効果で何度か登場している。
余談
- 旧テキストは「エンドフェイズ時まで無効」のため、無効化の適応を終えた後に「クリバンデット」などの効果が発動される弱点が存在した。2014年7月10日に「エンドフェイズ時」を「ターン終了時」と読み替えるよう公式HPで告知され、このカードを含む同処理のカードは再録時にエラッタされている。
- 「水晶機巧-ハリファイバー」(2022年7月に禁止カード)が現役だった時代は、その効果でリクルートできるチューナーかつ「神聖魔皇后セレーネ」で蘇生できる魔法使い族として「アクセスコード・トーカー」などの大型リンクモンスターに繋げる中継役としても活用されていた。
- カードイラストが中性的な容姿をしてるため、しばし性別で議論の的となっている。タッグフォースでは女性モンスターばかり入っているパックに収録されてるため、性別は女性と思われる。
関連動画
関連静画
関連項目
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