ヨーヨー > ヨーヨーの機種一覧 > ヨーヨーファクトリー > ヨーヨーファクトリー・ループ > ヨーヨーファクトリー・ループ360 |
ループ360(LOOP 360)とは、ヨーヨーファクトリーが販売するヨーヨーの名である。
YoYoTricks.comでは「オラクル(Oracle)」の名で販売されている。
概要
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/YoyoVillage/status/729028692853305345
2013年頃発売。
「ヨーヨーファクトリー・ループ808」に一部修正を加え、引き続き初心者向けルーピングヨーヨーとして発売した。
ボディ素材は、ルーピングヨーヨーとしては珍しいポリアセタール樹脂製。
ベアリングはサイズAで、スペーサーがない。
レスポンスシステムはシリコンパッド。
このうち「スペーサーがない」というのは、初心者にとって重要である。
なぜなら、初めてヨーヨーで遊ぶ人にとって、ヨーヨーの中身を初めて見るのがヨーヨーが空中分解したときである可能性があるからだ。
ヨーヨーが空中分解するとパーツが飛散するが、この時に、元あったパーツが「ボールベアリングとスペーサー2つ」である場合と「ボールベアリングだけ」である場合では、組み立て難易度が異なる。
ヨーヨーの構造を知らなければ、スペーサーを落としたのに気づかないまま組み立ててしまったり、表裏逆にはめ込んでしまってヨーヨーを壊すことにもなりかねない。
本機は、本体にボールベアリングが圧入されているため、万が一空中分解してもパーツが飛散しない。
ポリアセタール樹脂は、手に当たっても痛くない柔らかさと、ヒビの入りにくい強靱さを併せ持った素材である。
ルーピングヨーヨーは衝突させる機会が多く、よく使われるポリカーボネート製ボディはひび割れることがある。
ポリアセタールは、ヨーヨー同士ぶつかったとしても、えぐれることこそあってもひび割れることはない。
ヨーヨーとして使い物にならなくなるような壊れ方は、なかなかしない機種である。
ルーピングヨーヨーはストリングの指定がされていることもあるが、本機はレスポンスシステムにシリコンパッドを採用しており、どんなストリングでも違和感なく使用することができる。
すなわち、面倒なメンテナンスが要らず、価格も安い。
「ループ・ザ・ループをしてみたい」と思うなら、本機を買っておけばまず間違いはないだろう。
派生機種
ループ808
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/4445c/status/241563898510188544
2012年発売。
ループ360の前身。アレックス・ガルシアのシグネイチャーモデル。
アレックスは当時、ハワイのヨーヨー人口普及のためヨーヨーサークルを結成しており、それにふさわしい初心者向けモデルとしてデザインされている。
約半年で「ループ360」に交代したため、販売期間はごくわずか。
なお、「808」はアレックスの居住地・ハワイ州の市外局番。ヨーヨーにも椰子の木が描かれている。
「ヨーヨーファクトリー・ループ」シリーズで、180の倍数でない番号がつけられているのは本機と「ヨーヨーファクトリー・ループ2020」だけ。
関連動画
関連商品
関連項目
- 0
- 0pt