ワブルベースとは、ベースの音色の一種である。LFOを用いて音量、歪みやカットオフ周波数など特定のパラメータを操作し作る事が出来るベース。近年色々な電子音楽に使われ始めて注目されている。ダブステップで使われるサブベースの音域のワブルベースや人の声のように聞こえるトーキングベースと呼ばれるワブルベース、ワブルベースの中でも特に攻撃的なグロウルベースなどが存在する。
ドラムンベースにおけるワブルベース
ドラムンベースは1990年代に登場したステップのリズムが基本となるハイテンポなダンスミュージック。新しい音楽ジャンル、音色が出るたびにそれを取り入れる性質がある。
エレクトロ・ハウスにおけるワブルベース
エレクトロ・ハウスは2000年代に誕生したbpm120前後を基本とする派手な四つ打ちのダンスミュージック。2010年代、EDMの代表的なものとして大流行している。下記の2曲は両方bpm128となっている。
ハードコアテクノにおけるワブルベース
ハードコアテクノは1990年代初頭に誕生したbpm140以上の四つ打ちのダンスミュージック。ワブルベースを取り入れたものはまだあまり多くない。
ダブステップにおけるワブルベース
ダブステップは1990年代に誕生したbpm130~150あたりが多く1拍目にキック、3拍目にスネアが基本となるダンスミュージック。2010年代に入りskrillexが大ブレイクしたことによりKnife Party,Xilentといったワブルベースを多用したアーティストが増えすぎたため従来のダブステップファン、ダブステップアーティストはあまりよく思ってない人が多い。2010年代後半に入りワブルベースに飽きたアーティストたちがリキッドダブステップ、トラップステップと呼ばれるワブルベースを使わずなおかつ、新しいサウンドのダブステップを作り始めている。
関連項目
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